【このページの内容】
- サイト分析の流れがわかる
- サイト分析の項目がわかる
- サイト分析で改善点を見つけるポイント・コツがわかる
ホームページで集客を行う場合、”サイト分析”が欠かせません。
しかし、サイト分析に取り組もうと思っても、どこから手をつければよいかわからない!と言う方が多いと思います。
本記事では、今まさにサイト分析を行おうとしている方、サイト分析について学びたいという方のために、ウェブ解析士、ウェブマーケターである私がWebサイト分析について詳しく解説いたします。

かずたか@ウェブ解析士
SEO、MEO、コンテンツマーケティングが専門のWEBディレクターです。オウンドメディア集客が得意で、1年間でPV数200%UP、問い合わせ数270%UPなど実績も多数。中小企業や個人向けの集客ノウハウを発信しています。 【保有資格】ウェブ解析士協会 認定ウェブ解析士、全日本能率連盟登録資格 Web検定 Webディレクター、Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Twitter/@kazutaka_wmn
目次
サイト分析の目的は?
サイト分析に取り組む前には、サイト分析の目的を理解する必要があります。
では、サイト分析の目的はなんでしょうか。
サイト分析の根本的な目的は、
- 現状の把握
- 改善策の発見
です。
大学のレポートでサイト分析をする、他社のサイトを批評するといった目的であればこの2つで十分です。
しかし、自分のビジネスに取り入れるとき、現状の把握や改善策の発見は手段でしかありません。では、何をするための手段でしょうか?
サイト分析の目的は「サイトを改善しビジネスで成果を上げること」です。
サイト分析を行う際は、分析するだけではなく、ビジネスで成果が上がるまで伴走すると言うことを理解して、取り組みましょう。
サイト分析の流れについて
サイト分析を行う際、多くの方が、
「サイト分析に良いツールはないか?」
「サイト分析を簡単にできる方法はないか?」
といったことに目が行きがちです。
しかし、サイト分析に近道はありません。
また、他社がやっている方法をそのまま取り入れても、ビジネスモデルや商材、マーケットの違いからうまく行かないということもよくあります。
つまり、サイト分析は自分自身である程度の知識を身に着けて、実践していく他ないということです。
ここでは、サイト分析の大まかな流れを解説します。
サイトの目的、目標の理解
サイト分析は、サイトのページビューやユーザー数を見るといったことに意識が行きがちです。
しかし、その前にやらなければいけないことがいくつかあります。
その一つが、「サイトの目的の理解」です。
分析対象のホームページについて、誰が、いつ、どんな目的で作成をしたか明確に答えられるでしょうか。
また、サイト分析を行った結果、何を、どれくらい、いつまでに、どうすることが目標か答えられるでしょうか。
サイトの目的や目標は意外と曖昧な場合が多く、自分がディレクターとなって制作したサイトであっても明確になっていないこともよくあります。
そのため、
サイトの目的の例
- 〇〇という商品の申し込み件数を増やす
- 男性(女性)のユーザーのアクセスを増やし販路を広げる
- 広告費が高騰しているので自然検索からの流入数をふやす
サイトの目標の例
- 〇〇という商品の申し込み数を〇件/月獲得する
- 男性(女性)のユーザーのアクセスを1年以内に200%にする
- 自然検索からの流入を◯UU/月まで増やす
というように、サイトの目的、サイトの目標をできるだけ具体的に明文化し、理解するところがスタートです。
サイトの課題の理解
サイトの目的、目標が理解できたら続いてサイトの課題を理解します。
課題という言葉を使っていますが、サイトの目標に対する現状とのギャップと捉えていただければわかりやすいのではないでしょうか。
例えば、「〇〇という商品の申し込み数を20件/月獲得する」という目標があった場合、「現状の獲得件数は何件か、目標との差は何件か」という点を把握しましょう。
もし、現状が1件/月なのであれば、差は19件です。この数字が明らかになれば、
「まずは5件目標にすすめたほう良さそうだ」
ということがわかります。
また、現状が15件で差が5件だった場合、
「成果が出ているところを伸ばせす方法を考えよう」
ということが見えて来ます。
つまり、サイトの課題というのは、現状とサイトの目標の差をどうやって埋めるかという”課題”ということです。
サイトの課題の例
- ひとまず1件を5件にする方法を考えよう
- 成果が出ているところを伸ばせす方法を考えよう
仮設の立案
サイトの課題の理解ができたら、課題に対する仮設を立てていきます。
そもそも、ホームページの成果は以下のような方程式で表すことができます。
上記の方程式は基本ですので、是非覚えておきましょう。
例えば、自社のサービスへの問い合わせ数を目標にしている場合、
となります。
上記の方程式を利用して仮設を立ててみます。
例えば、問い合わせ10件/月の目標に対して現在の成果が5件だった場合、
10件 = 訪問者数:1000人 × 問い合わせ率1%
5件 = 訪問者数:1000人以下? × 問い合わせ率1%以下?
※もしくは、どっちも未達?
という仮設が見えて来ますね。
こういった仮設を立てておくと、分析する際に確認しなければならない項目が明確になり、分析がスムーズに進むようになります。
サイト分析
サイトの目的、目標の理解、サイトの課題の理解、仮設立案までできれば、いよいよサイト分析です。
仮設に沿って具体的な数字を確認していき、解決策を導き出して行きます。
具体的なサイト分析の項目やポイントについては、次の見出しで解説します。
アウトプット
サイト分析の目的は、目標を達成するための現状の把握と解決です。
そのため、課題を把握し、解決策を見つけるだけではだめです。
解決策を具体的な施策に落とし込み、解決できるようにアクションをしなければ意味がありません。
そのため、アウトプットでは現状の報告で終わるのではなく、課題解決につながるアクションプランをセットしましょう。
このアクションプランをセットするところまでが、サイト分析です。
サイト分析の項目
ここからは、サイト分析を行う際の項目について紹介します。
コンテンツの種類、ページの内容
サイト分析を行う際に最初に行うのが、コンテンツの種類とページの内容の分析です。
例えば、ホームページには以下のようなコンテンツがあります。
【コーポレートサイト】
会社概要
お知らせ(ニュース)
IR情報
サービス内容
事業内容
よくある質問
お客様の声 (導入事例、制作実績)
採用情報
お問い合わせフォーム
【サービスサイト】
サービス内容
商品詳細
お客様の声 (導入事例、制作実績)
ブログ
問い合わせ、購入フォーム
サイトの目的によって、用意されているコンテンツは違いますので、まずは、どういったコンテンツがあるかページを隅々まで把握しましょう。
くまなく見ていくと
「こんなページがあったんだー!」
「そういえば、こんなこと書いてあったっけ」
という発見があるかもしれません。
尚、この作業をする際におすすめなのが「Website Explorer (ウェブサイトエクスプローラー)」という無料ツールです。
このツールは、サイトのURLを打ち込むだけでサイト内の全ページのURLとページのタイトルをもれなく取得することができます。
取得した内容はエクセルなどでエクスポートすることができますので、そのリストを見ながらチェックするとスムーズです。
窓の杜 からダウンロードすることができます。
基本指標の確認
続いては、サイト分析の基本指標をまとめます。
基本指標で見るべき項目は以下の項目です。
ユーザー数 | サイトを訪問したユーザー数 |
新規ユーザー数 | 初めてサイトを訪問してくれたユーザー数 |
セッション | ユーザーの訪問回数(30分以上操作せず再訪したら新たなセッションとしてカウントされる) |
ページビュー数(PV数) | サイトのページが読み込まれた回数 |
ページセッション | 1訪問で閲覧されたページ数 |
平均セッション時間 | 1訪問の滞在時間 |
直帰率 | 1ページ閲覧後離脱したセッションの割合 |
上記の指標は、サイト分析する上で最も基本となる項目です。
サイト分析の必須ツールである「Googleアナリティクス」を使用すれば、ひと目で確認することができます。
また、これからサイト分析を始めようとする方は、示された数字が良いのか、悪いのかわからないという問題があります。
実は上記の項目は、点で見て良い悪いを判断することはもちろんですが、基本的には数週間、数ヶ月単位の推移を見て、その数字がどうであるかを判断します。
そのため、サイト分析の初期段階では、ざっとすべての指標に目を通して把握し、その後、週もしくは月ごとに推移を追っていくようにしましょう。
流入元ごとの推移
流入元とは、名前の通りホームページにユーザーが流入する入り口のことです。
流入元には、
- 自然検索:Google検索や、Yahoo!検索などの検索エンジン
- Web広告:リスティング広告、ディスプレイ広告など
- ダイレクト:ブックマークや手打ちなど
- SNS:Twitter、Instagram、Facebookなど
などがあります。
ホームページの運用を始めたばかりのときは、ダイレクトやSNSなどが主だと思います。
しかし、流入元は一つでも多いほうがよいです。
また、一つひとつの流入元を太くすることも重要です。
そのため、流入元ごとの推移は月に一度程度は確認し、流入元ごとに増えた減ったという点を把握するようにしましょう。
ランディングページとその直帰率
ランディンページとは、そのホームページにユーザーが最初に着地したページということです。※リスティング広告の運用で使われる縦に長いページもランディングページと呼びます。
例えば、自然検索からの流入を中心にホームページを運用していくと、流入が多いページと流入が少ないページに分かれていきます。
ホームページにせっかく来てくれたユーザーが、すぐにホームページから離れて行ってしまっては、意味がありません。
そのため、多くユーザーが着地するランディングページはどこかを把握し、その直帰率を見てみましょう。
新規orリピートユーザー率
ホームページに訪れるユーザーの新規率、リピート率も見てみましょう。
ホームページの目的にもよりますが、この2つの指標はユーザーの満足度を図ったり、SEOのKW戦略を考える際などに役立ちます。
例えば、商品やサービスの販売をするサービスサイトの場合、ユーザーはサイトに訪れた初回で必ずしも購入していくとは限りません。
むしろ、何度かサイトを訪れ商品やサービスについて調べ、納得したタイミングで購入をすることが多いため、リピート率を伸ばせるように施策を考える必要があると言えます。
また、アドセンス広告などで収益を得るブログやメディアサイトでも、リピートユーザー率を高めることは、そのまま収益につながる重要な指標となります。
基本指標の中では、少し分析に慣れてから確認する指標でもありますが、こういった指標があるということは覚えておくと良いでしょう。
ユーザーに関するデータ
サイト分析ツールを活用すれば、ユーザーの「性別」、「年齢」、「住んでいるエリア」、「興味関心のあるもの」、「アクセスの多い時間帯」などを調べることもできます。
自社の顧客になりうるユーザーと乖離がないかチェックしたり、逆にサイトに訪れているユーザーに合わせたコンテンツやサービスを用意したりということも可能です。
また、アクセスが多い時間帯などを参照すれば、メルマガ配信に適切な時間を割り出せたり、タイムセールなどのキャンペーンの実施にも役立ちます。
コンバージョン数と傾向
コンバージョン数とは、ホームページ上での成果の数のことです。
例えば、腕時計を販売するECサイトであれば、腕時計の販売数がコンバージョン数です。
また、問い合わせなどのリードを獲得するサイトであれば、お問い合わせの数がコンバージョン数になります。
こういったコンバージョンが明確にあるホームページであれば、月ごとのコンバージョン数を把握することはもちろん、時間帯、季節、曜日といったコンバージョンの傾向も見てみましょう。
何らかの傾向が見つかれば、そこからサイトを改善するきっかけにもなりますし、新しいコンテンツのネタなどにもなります。
定量分析と定性分析の両面からサイト分析をする
サイト分析に限った話ではありませんが、何かを分析する過程では、定量分析と定性分析の両面からアプローチする必要があります。
数字で分析する「定量分析」
定量分析とは、数字で表すことができる情報から分析する手法のことです。
サイト分析の場合、
ユニークユーザー数
コンバージョン数
CVR
CTR
といった指標を使った分析が定量分析です。
定量分析は、誰が見ても同じデータを使って分析をするため、客観的でブレない分析をすることができます。
また、複数名でサイト分析をする場合には、コミュニケーションの軸としたり、共通認識を持つためにも定量分析は重要です。
一方で、定量分析は過去の出来事を数値として分析する手法のため、未来志向の分析がしづらいという特徴があります。
また、数値で表すことができない細かいユーザーの心情を汲み取るった分析が苦手という点も定量分析の特徴です。
定量分析は、「量的分析」などと呼ばれることがあります。
ユーザーの心情を分析する「定性分析」
定性分析は、数字を意識せずにホームページを見たり、使ったりした印象や感想を元に分析する手法です。
定性分析は、数値に現れづらい改善点を発見したり、過去のデータにとらわれない未来志向の分析ができる点が特徴です。
その反面で、個人の感想に依るところが大きいため客観性に欠ける分析になってしまったり、関係者の同意を得づらいという特徴があります。
定性分析は、「質的分析」などと呼ばれることがあります。
定量分析と定性分析はバランスが重要
【定量分析】
メリット(長所)
- 客観的な分析ができる
- 他者と共通認識を持ちやすい
- アウトプットの説得力が増す
デメリット(短所)
- 未来志向の分析は苦手
- 分析をするためにはある程度の情報量が必要
- 専門的な知識やツール必要
【定性分析】
メリット(長所)
- 過去にとらわれない未来志向の分析ができる
- データの母数が少なくても分析できる
- 専門的な知識やツールが少なくても分析できる
デメリット(短所)
- 客観性に欠ける
- 他者の理解を得られない事もある
- 独りよがりな意見になることがある
上記の比較を見ていただければわかる通り、定量分析と定性分析はメリット、デメリットを補う関係にあります。
そのため、サイト分析を行う際はどちらか片方ではなく、必ず定量分析、定性分析の両方を行うようにしましょう。
サイト分析のアウトプット
サイト分析を行う際に注意したいのが、アウトプットを重視するということです。
サイト分析は、サイトを改善するための手段であり、最終的な目的はサイトを改善し利益を増やす事です。
しかし、サイト解析をしていると過程に満足してしまい、十分なアウトプットがないということもよくあります。
サイト分析後のアウトプットでは、何を、いつまでに、どうするかをできるだけ具体的に名言すると言うことが求められます。
また、社内でプレゼンする場合、上司に報告する場合、関係者に展開する場合も想定し、データやグラフといった客観的な情報をセットすること忘れないようにしましょう。
サイト分析で改善点を見つけるポイント・コツ
サイト分析で改善点を見つけるコツは様々あります。
ここでは、最も基本となる「ファネル分析」について紹介します。
ファネル分析とは?
ファネル分析とは、ホームページの入り口からコンバージョンまでの経路を各プロセスにわけ、ユーザーがどこで離脱をしているかを分析し、サイト改善に活かす手法です。
ファネル分析を用いれば、一般的なサイトの規模であれば、ある程度正確な分析をすることができます。
尚、ファネル分析については「ファネル分析とは?活用方法やマーケティングツールについて」で詳しく解説をしています!
ファネル分析の具体的な進め方
では、ここではファネル分析の具体的な進め方について、ソフトウェアを販売する会社Aのホームページを例に解説します。
会社Aのホームページは、
↓
ソフトウェア商品ページ
↓
問い合わせフォーム
↓
問い合わせ完了
という構造になっています。
とある月の定量分析の結果、以下のような結果が得られました。
↓10%
ソフトウェア商品ページ:1,000人
↓1%
問い合わせフォーム:10人
↓10%
問い合わせ完了:1人
このとき、問い合わせ完了を2人に増やすためにどこを改善すると効果的かを考えます。
単純に集客ブログのユーザー数を2倍にするのか、それとも、ソフトウェア商品ページから問い合せフォームに移動するユーザーを増やすのかなど、各プロセスを見ながらどこが最も改善する余地があるのか、または、改善の費用対効果が高いかを分析していきます。
ファネル分析を用いることで、入り口からコンバージョンまでの経路を順を追って分析することができるため、ホームページの改善点を見つけやすくなります。
無料で使えるおすすめのWebサイト分析ツール8選
Webサイト解析で使える無料ツールと、その特徴について紹介します。
ここで紹介するツールは非常に便利なものばかりですので、是非ブックマークしておいてください。
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスは、Googleが提供するツールでサイト解析には欠かせない必須ツールです。
完全無料で提供されているとは思えない高度な分析ができるため、これ一つでほとんどすべてのサイト解析ができてしまいます。
ただし、高機能な分機能を理解し使いこなすには、かなり勉強をする必要があります。
私もGoogleアナリティクスに関する本は2,3冊読み、有料のセミナーなどにも通って身につけました。
まだ、導入していないという方は、必ず導入するようにしましよう。
公式サイト「Googleアナリティクス」
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、Googleアナリティクスと同様Googleが無料で提供するツールで、Googleアナリティクスと同様に、サイト解析に欠かせないツールです。
Googleサーチコンソールは、検索エンジンからの流入分析に特化したツールです。
具体的な利用シーンとしては、Google検索からどれくらいのクリック数(流入数)があるかを確認したり、どんなキーワードで流入があるのかを確認するシーンで利用します。
SEOで集客を使用と考えている方は、必ず導入するようにしましょう。
Googleサーチコンソールの設定方法、使い方については、「Google Search Consoleの設定、登録、使い方を解説!」で詳しく解説しています。
公式サイト「Googleサーチコンソール」
SimilarWeb
SimilarWeb(シミラーウェブ)は、URLを入力するだけで自社サイトはもちろん、競合サイトのアクセス状況がわかってしまう優れたツールです。
具体的な使い方としては、競合他社がどれくらいのアクセスを稼いでいるかを調べたり、広告の利用状況を調べたりすることができます。
サイト分析を始めた初期の頃はそこまで需要はありませんが、ある程度サイトのアクセス戦略が考えられるようになってくると、非常に役立つツールとなります。
ちなみに、無料でも使用することができますが、本来は有料のツールですので限定的な機能となってしまいます。
公式サイト「SimilarWeb」
Juicer
Juicer(ジューサー)は、Googleアナリティクスと連携すると自動でデータ解析をおこなってくれるツールです。
ユーザーの属性や興味などを分析しデータで表示してくれたり、ペルソナ分析(ターゲット)分析などをAIが自動で行ってくれます。
こちらのツールはブラウザで利用する分は無料で利用できますので、興味がある方は是非使ってみましょう。
公式サイト「Juicer」
Ubersuggest
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は、サイトのキーワード分析ができるツールです。
あらかじめ登録しておいたキーワードの順位をウォッチしたり、攻略したいキーワードを入力するとコンテンツの参考サイトを表示してくれたり、関連するキーワードを表示してくれます。
SEO対策を行う場合には、キーワード戦略が重要ですので、このツールは非常におすすめです。
公式サイト「Ubersuggest」
USER HEAT
USER HEAT(ユーザーヒート)は、サイト上でのユーザー動きを見ることができるヒートマップツールです。
具体的には、サイト上でクリックされた場所、マウスの動き、時間をかけてじっくり読んでいる場所などを視覚的に確認することができます。
サイト上でのユーザーの動きを確認することで、バナー広告を設置する場所を決めたり、コンテンツのリライトする場所を決めたりといった活用方法があります。
公式サイト「USER HEAT」
WooRank
WooRank(ウーランク)は、サイトをSEOの観点で解析するツールです。
具体的には、URLを入力することでSEOに関するtitleやhタグなど50もの要素を点数化してくれます。
このツールを使用すると、SEO的に弱い部分を見つけ改善することができます。
公式サイト「WooRank」
AIアナリスト
AIアナリスト(エーアイアナリスト)は、サイトのアクセスやコンバージョン率、コンバージョン数などの自動分析とサイト改善施策の提案をAIが行ってくれるツールです。
自動で修正が必要なページや改善方法を提案してくれるため、サイト解析を始めたばかりという方におすすめのツールです。
公式サイト「AIアナリスト」
Webサイト分析の項目まとめ
このページでは、サイト分析の考え方や分析するべき項目、サイト解析に使える無料ツールについて紹介しました。
サイト分析と聞くと難しそうな気がしますが、ポイントを知っていればあまり知識がない方でも十分取り組むことができます。
このページで紹介したファネル分析、定量分析、定性分析なども活用していただいてサイト分析にチャレンジしていただければ幸いです。