1,000本以上の集客記事のディレクション経験から、集客記事作成のコツについて、詳しく解説するワン!
イッヌさん
たかがブログ、されどブログ、集客用のブログはコツを抑えて作成することが、成功の秘訣です。
私は2015年からブログ集客に携わり、現在はウェブ解析士として、多くの企業の集客ブログの制作をサポートしています。
この記事では、集客記事の書き方の20のコツについて詳しく解説します。ぜひ、ご覧ください!

かずたか@ウェブ解析士
SEO、MEO、コンテンツマーケティングが専門のWEBディレクターです。オウンドメディア集客が得意で、1年間でPV数200%UP、問い合わせ数270%UPなど実績も多数。中小企業や個人向けの集客ノウハウを発信しています。 【保有資格】ウェブ解析士協会 認定ウェブ解析士、全日本能率連盟登録資格 Web検定 Webディレクター、Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Twitter:? @kazutaka_wmn
集客できる記事書き方20のコツ
早速、集客記事の作成において、抑えたい20のコツについて詳しく解説します。
ここでは、集客記事のコツを20個紹介しています。まずは、取り入れやすいものから取り入れてみてください!
イッヌさん
アクセスを集めるコツ
ブログ集客を成功させるためには、記事を通じて多くのアクセスを集める必要があります。
集客がうまく行かない企業のほとんどは、そもそもアクセスが少ないという課題があります。
ここでは、ブログ記事で人を集めるブログの書き方について紹介します。
ユーザーにとって本当に有益な記事を書く
「アクセスが集める記事=本当に有益な記事」です。
世の中の企業や商店などが営むブログの9割9分は、はっきり言って内容がペラペラです。しかも情報量も少なくて「誰がこんな中身のない記事読むんだよw」というものがほとんどです。
もし、すでにブログを運営されているという方は、客観的に読んでみましょう。客観的に記事を見たときに読みたい記事になっているでしょうか。
集客記事の書き方として、最も重要なことは「ユーザーにとって本当に有益な記事を書く」ということです。
SEOライティングでアクセスを集める
ブログのアクセスは、
- SNSからの流入
- GoogleやYahoo!など検索エンジンからの流入
の2つがメインです。
SNSからの流入は「記事を公開しました!」という投稿から1日、2日がピークで、1週間もするとなくなってしまいます。
その点、検索エンジンからアクセスが集まるようになると、半年、1年、2年と長期に渡ってアクセスを集めることができるようになります。
その際に重要なのが、SEOライティングです。
最低でも3年!継続して記事を投稿する
集客ブログ運営者のほとんどが、企業の集客担当の方や、小規模事業のオーナーさんなど、本業がある方です。
そのため、記事作成も本業の合間で、良くても1週間に1本程度のペースになってしまいます
0から始めたブログが、ある程度のアクセス数になるためには、最低でも100記事程度は必要です。
たとえば、1ヶ月に4記事アップしたとしても1年で48記事です。2年頑張っても96記事と100本には届きません。また、本業の合間となると、毎週必ず1本アップすることができないこともあります。となると、100記事を作成しアップするまでに概ね3年程度はかかることになります。
つまり、本当にブログで集客をしようと思うと、3年程度は継続して記事をアップし続けることが重要になります。
需要の多いテーマを選ぶ
どれだけ良い記事を書いても、需要のないテーマでは人を集めることはできません。
「需要のあるテーマ=インターネットでの検索数が多いテーマ」です。
そのため、検索数の多いキーワードを軸に記事を作成することで、需要の多いテーマで記事がかけるようになります。
ちなみに、需要の多いテーマの選び方については、「ブログのアクセスアップ方法!SEO観点で14個のポイント解説」で詳しく解説しています。
SNSでの拡散に言及する
先述の通り、ブログへのアクセスは検索エンジンもしくはSNSです。
SNSで多くのアクセスを集める鍵は、拡散されることにあります。
そこで重要なことは、記事の中で
「もし、記事を気に入っていただけたら、TwitterやFacebookで拡散をお願いします!」
というように拡散に言及する文言を追記することにあります。
YouTubeを見ていて、面白いチャンネルだなーと思ったときに「チャンネル登録お願いします!」と言われると、チャンネル登録したという方もいるのではないでしょうか。
SNSで拡散されるコツは「拡散してください!」という一言を忘れずに付け加えることです。
記事を読ませるコツ
集客ブログの第一歩は記事を読んでもらうことです。
インターネット上には膨大なブログがありますので、ユーザーはストレスを感じると、他の記事へ行ってしまいます。
そのため、読みやすい記事を作成することが重要です。
わかりやすく、簡潔な文章を心がける
ブログ記事は、わかりやすく、簡潔な文章を心がけましょう。
具体的には、
- 誤字脱字をしない
- 冗長な表現をしない
- 結論、理由、具体例、結論の順で書く(PREP法)
- 長文になる場合は小見出しで分ける
- なくても意味が通じる単語や文章はできるだけ消す
- 読点を適切に打つ
などの点に注意しましょう。
専門用語をなるべく使わない
専門用語が多い記事は、読みづらく敬遠されがちです。
そもそも、ブログの記事を読む人は、なにかしらの情報を得るために読みます。そのため、基本的には記事を書いている人よりも知識が少ないことが多いです。
専門用語をたくさん使うと、記事の内容が理解できず離脱する読者も出てきます。
このようなことから、記事内では専門用語はあまり使わず、読者の目線に立った言葉選びをしましょう。
内容の一貫性を重視する
記事の最初と最後で主張が変わっていると、読みにくいワン!
しかも、説得力もなくなるワン!
イッヌさん
長文に慣れていないときは、文章の最初と最後で話が変わったり、テーマがずれることがあります。
タイトルが「ブログ記事の書き方」なのに、本文で「今日食べたランチ」について書かれていては、ユーザーは離脱してしまいます。
ここまで極端なズレは稀ですが、タイトルでは「〇〇の特徴」になっているのに、文末では「これが〇〇のメリットです」というように、特徴がいつの間にかメリットに変わっているといったズレはよく見かけます。
長文の記事を書く際には、文章の内容がずれてしまわないように、一貫性を重視して作成しましょう。
グラフや画像を適度に使われている
一般的にブログの文字数は3,000文字から5,000文字程度のものが多いです。長いものだと1万文字前後のものも珍しくありません。
一枚も画像やグラフが使われておらず、文字ばかりの記事では、ユーザーは飽きて離脱してしまうでしょう。
どうしても内容的にグラフなどが使えないといった場合には、記事のテーマと関連するフリー素材を利用するのも良いでしょう。
フリー素材を利用する場合は、「タダピク」というサイトがおすすめです。
「タダピク」は商用利用可能なフリー素材が、一括で検索できるサービスです。
複数のサイトを横断して検索できるので、便利です。
記事内で画像を使う際の引用ルールについて「ブログで画像や文章を引用する方法!ブログのマナーを知っておこう!」でも解説しています。
記事を信頼してもらうコツ
記事を読んでもらっても、内容を信頼してもらえなければ、商品やサービスの購入、問い合わせといったアクションにつなげることはできません。
ユーザーに信頼してもらう記事を作成しましょう。
なぜ信頼性があるのかを明記する
記事コンテンツがあふれる今、読者側からすると「本当にこの内容は信頼できるの?」というところが気になります。
そこで、記事の内容が信頼できる根拠を明記することが重要です。
例えば、
- 自分のプロフィールを記載する
- 画像や写真などを添付し根拠を示す
といった工夫が必要になります。
店名、連絡先、住所などを記載する
どんなに良い記事でも、どこの誰が書いた記事かわからなければ、信頼を得ることはできません。
集客ブログを運営する際は、
- 店名や会社名
- 電話番号
- メールアドレス
- 問い合わせフォーム
- 住所
といった情報を掲載しましょう。
記載することで、どこの誰なのかという情報とともに、実在する個人や団体であることの証明にもなります。
売上や実績などを公表する
自分やお店の売上、実績などを公表することも、記事の内容に説得力をもたせるコツです。
例えば、
- 「販売実績〇〇台」
- 「創業30年」
- 「年商5000万円」
といった情報だと記載しやすいと思います。
信頼性のあるデータや著名人の言葉を引用する
信頼性のあるデータや著名人の言葉を引用することも、記事の信頼性を高める方法の一つです。
例えば、何らかのデータなどを示す場合は、各省庁、大学や大手企業などできるだけ信頼度の高い情報を引用するようにしましょう。
また、
出典:株式会社〇〇「〇〇アンケート」
というように、どこのデータを使ったかを記載しましょう。
N数を意識する
N数とは、サンプル数のことです。
例えば、主張を記載する際に、自分だけの意見ならN数は1です。もし、複数名に協力してもらい意見を集めるとN数は複数になります。
1個人だけの意見よりも、複数名の意見のほうが基本的には信頼性は高いです。
記事をみて、行動してもらうコツ
読みやすく、信頼性の高い記事になったら、あとは行動してもらうためのコツを抑えるだけです。
自社の宣伝だけでなく比較する情報を盛り込む
記事集客では、記事を読んでくれた方に、何かしらの行動を起こさせる必要があります。
行動を起こしてもらうために重要なことは、自社サービスの宣伝だけではなく、類似商材や競合他社の情報と比較した情報を盛り込むことです。
読者はその商品を良いと感じても、すぐには行動しません。
その商品の魅力を感じたあとに、本当にその商品が良いのか、他にも良い商品があるのではないかと、気になります。
懸念点を少しでも払拭するために、読者が比較検討するための情報を記載するのです。
期待するアクションを明記する
記事を読んで、何らかの行動をしてもらうためには、
- まずはお気軽に問い合わせください!
- 〇〇といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度お試しください!
というように、ユーザーに期待するアクションを明記することが重要です。
例えば、YouTuberが「チャンネル登録お願いします!」と言いますが、あれも同じ理由です。
行動するメリットを明記する
なかなか問い合わせや購入につながらないという場合には、行動することで得られるメリットを説明して行動を促します。
例えば、
- 「無料で比較資料を提供します」
- 「今なら、○%OFFです」
- 「即日発送します」
などが、行動することで得られるメリットです。
こういった行動することで得られるメリットを提示すると、集客に繋がりやすくなります。
行動のハードルを下げる
ブログを読んでいていきなり「マンションを購入してみませんか?」と言われて購入する人はいないでしょう。売りたいものの値段が高くなるほど、記事上でいきなり売るのが難しくなります。
そういった場合には、行動のハードルを下げることも重要です。
例えば、購入ではなく資料請求や見積もり依頼などをゴールにすることで、ハードルはかなり下がります。
そして、資料請求や見積もり依頼をしてくれたユーザーを、見込み顧客として商談したり、定期的に連絡したりして、顧客に変えて行くのです。
値引き、キャンペーンなどの特典も検討する
どれだけ良い商品やサービスでも、最後のひと押しがなければ、買ってもらえないということもあります。
例えば、
- 今だけ20%OFF
- 今すぐ問い合わせをしてくれたらおまけで〇〇プレゼント
というように値引きやキャンペーンといった特典は、最後のひと押しで高い効果を発揮します。
集客できるブログ記事の特徴
まずは、集客できるブログ記事の特徴について理解しましょう。
集客に成功している記事は、以下の特徴があるワン!参考にしてみてほしいワン!
イッヌさん
SEOに強い
ブログで集客するためには、ブログを多くの人に読んでもらう必要があります。
そのためには、SEOを意識した記事制作が欠かせません。
時間をかけて記事を作成しても、検索結果で上位に表示させアクセスされなければ集客することはできません。つまり、集客はできないということです。
こういった理由から集客ができる記事は、SEOに強いという特徴があります。
記事にストーリーがある
ユーザーが、何か購入したり、問い合わせをする過程を「カスタマージャーニー」と呼びます。
カスタマージャーニーとは、顧客が商品やサービスを知り、最終的に購買するまでの、カスタマーの「行動」、「思考」、「感情」などのプロセスです。いわゆるフレームワークです。
引用:株式会社イノーバ「カスタマージャーニーとは?意味とマップの作り方を徹底解説」
カスタマージャーニーの例を、「ノートパソコンが古くなり、新しくノートパソコンを購入するユーザー」を例に、表にすると以下のようになります。
思考 | 行動 |
新しいパソコンほしいな。
最近のパソコンはどんなのがあるのかな? |
|
予算が5万円くらいしかないけど、良さそうなパソコンはあるかなー? |
|
レノボ「〇〇」とHP「〇〇」だと、どっちがいいかなー? |
|
レノボ「〇〇」を購入したいけど、どこで買うのがお得かなー? |
|
よし、レノボ「〇〇」を買おう! |
|
上記を見るとわかる通り、新しいノートパソコンがほしいと思ったときから、実際にパソコンを購入するまでに思考は変化し、それに伴って行動も変化します。
ブログ集客では、商品の購入や問い合わせを獲得するために、上記のようなユーザーの思考と行動の変化に合わせたストーリーを準備することが重要です。
上記の例をブログ集客に落とし込むと、
- 「最新のノートパソコンを紹介します」
- 「5万円以下で買える!おすすめノートパソコン」
- 「レノボ〇〇を最安で購入する方法」
という3つの記事を用意し、記事の中でユーザーが次に読むべき記事を提示し、ストーリーに沿って読ませることで購入まで導くイメージです。
優れた集客ブログは、ユーザーの行動に合わせたストーリーがあります。
ユーザーのニーズを満たしている
ユーザーが、インターネットで検索をするという行動には、
- なにかを知りたい
- なにかをやってみたい
- どこかに行きたい
- なにかを購入したい
というニーズ隠れています。
しかし、記事を読んだのにも関わらずニーズが満たされなかったら、ユーザーは他のブログへ離れてしまいます。
集客ブログでは、読んでいるユーザーのニーズを満たし、「このブログは良いブログだ」と思ってもらうこと重要です。
また、ユーザーのニーズを満たしているかどうかを図る軸として文字数を比較することも重要です。
例えば、検索結果の上位に出てきている記事や、競合他社の記事の文字数が5,000文字程度だったとします。もし、自分の記事が2,000文字しかなければ、その記事の情報量は不足している可能性が考えられます。
文字数も一つの目安として、情報量が網羅できているかどうか検討しましょう。
ブログのテーマが商品やサービスとマッチしている
ブログ集客では、ブログのテーマ選びも重要です。
集客ブログというと、スタッフが日常生活を紹介するような雑記ブログが多いですが、雑記ブログで集客をするのは難しいです。
例えば、靴屋のブログなら、靴の選び方、靴の豆知識など、靴に関連があるもの。また、飲食店の集客なら、飲食に関連のある内容というように、ブログや記事のテーマが、宣伝したい商品やサービスとマッチしていることが重要です。
継続して運営されている
ブログ集客は1記事、2記事書いたところで、すぐに集客できるものではありません。
記事数ももちろんですが、ある程度の期間継続して運営されていることも重要です。
集客する商材は更新頻度にもよりますが、一般的には最低でも1年程度の継続が必要と言われています。
しかし、1年間継続してブログ運営をできる人はわずかです。
せっかく始めたブログを途中でやめてしまう原因の多くは、
- すぐに効果が出ないこと
- ネタ切れしてしまうこと
が挙げられます。
すぐに効果が出ないのは、もともとなので覚悟を持って望むしかありません。しかし、記事のネタ切れについては、対策することが可能です。
例えば、以下のような方法があります。
- サジェストキーワードから探す
- 共起語から探す
- Googleトレンドを利用する
ブログを継続して運営するために、ネタ切れ対策にはしっかり取り組んでおきましょう。
集客ブログで知っておきたい3つのNOT
集客ブログを運営したり、記事を書く際には、「マクスウェル・マックハイムの三原則」について知っておくと良いでしょう。
「マクスウェル・マックハイムの三原則」とは、アメリカ人の有名マーケターであるマクスウェル・マックハイムさんが提唱した広告における人間心理の三原則のことで、別名3つのNOTとも呼ばれます。
具体的には、広告を見た人間の心理状態は以下のようになるという理論です。
Not Read(読まない)
Not Believe(信じない)
Not Act(行動しない)
「読まれる工夫」「信じさせる工夫」「行動させる工夫」が重要ということだワン!
イッヌさん
3つのNOTは、ブログの記事にも当てはまります。
基本的にユーザーは、記事を丁寧には読みません。内容を簡単には信じません。何より、問い合わせ、購入といった行動はなかなか起こしません。
そのため、いかにして読んでもらい、信じてもらい、行動してもらうかを考えなら、記事の作成やブログの作成をする必要があるのです。
ブログ記事を書く手順
続いて、集客できる記事を書く手順について解説します。
キーワード選定
まずはキーワード選定です。ブログ集客においてキーワード選定は最も重要な作業です。
キーワードの特徴
キーワード選定を行う前にキーワードの特徴を理解しましょう。
例えば、ノートパソコンを販売するためにブログ集客を行ったとします。
以下の3つのキーワードのうち、どれが一番集客につながるでしょうか。
- 「ノートパソコン インターネット 遅い」
- 「ノートパソコン 売る方法」
- 「ノートパソコン 3万円以下」
どれもノートパソコンに関連するキーワードですが、それぞれユーザーのニーズは異なります。
それぞれ、ユーザーのニーズを推測すると、
すでにノートパソコンを持っている。インターネットが遅くて悩んでいる。
ノートパソコン側に原因がある場合は、ノートパソコンを購入するかもしれないが可能性は低い。
【ノートパソコン 売る方法】
ノートパソコンを持っている。何らかの事情で売りたいと思っている。
もしかすると、新しいノートパソコンを買うのかもしれないが、すでに買っている可能性もある。
3万円以下のノートパソコンについて調べている。3万円以下の予算でノートパソコンを探している可能性が高い。
上記を踏まえて、ノートパソコンを購入しそうな順番に並べると、以下のような順番になります。
- 「ノートパソコン 3万円以下」
- 「ノートパソコン 売る方法」
- 「ノートパソコン インターネット 遅い」
記事を書く手間は、どのキーワードを選んでも同じです。
しかし、問い合わせに繋がりにくいキーワードばかりで記事を作成していては、いつまでたっても集客はできません。
一般的に集客につながりやすいキーワードは、
- 具体的な製品名が入っている
- 金額、量といった具体的な数字が含まれている
- 格安、最安、平均価格など、価格や値段に関連するキーワードが含まれている
- 申し込み、購入、問い合わせといった具体的な行動が含まれている
という特徴がありますので覚えておきましょう。
キーワードを選ぶ具体的な手順
キーワードを選ぶ際の手順を紹介します。
キーワードを書き出す
まずは、キーワードを思いつく限り大量に書き出します。このとき、自社の顧客になりそうなユーザーの気持ちになり、どういったキーワードで検索するかを意識しながら書き出すようにしましょう。
キーワードは、エクセルやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトに書き出しましょう。
キーワードを書き出す際におすすめなツールが「ラッコキーワード」です。
ラッコキーワードを開き、検索窓に「ノートパソコン」などと自社の商品やサービスを入力すると、そのキーワードに関連するサジェストキーワード(候補キーワード)が大量に取得できます。
こういったツールを利用してキーワードを集めましょう。
キーワードを分類する
大量に書き出したキーワードを分類していきます。
分類する際は、キーワードを検索するユーザーのニーズを想像しながら、集客につながるキーワードかどうかを分けて行きます。
このとき、
- 集客につながる
- 集客につながる可能性もあるが、わからない
- 集客につながらない
など、3段階に分けると良いでしょう。
基本的には、1KW1記事になっていきますので、キーワードは多いに越したことはありません。
分析
分類が終わったら、作成する優先順位が高い、集客につながるキーワードから分析をします。
分析する内容は、以下の2点です。
- 検索結果の調査
- 上位の記事の内容
検索結果の調査
まずは、調査するキーワードをGoogle検索で実際に検索してみます。
一覧で検索結果が表示されますが、
▼Amazonや楽天市場といった通販サイトが並んでいる場合
▼マイナビ転職やIndeedなどの検索結果が並んでいる場合
上記のような検索結果になっているキーワードは、どれだけ良い記事を書いても上位表示はできません。
検索結果の傾向が、ブログなどの記事ページではなく、データベース型に偏っているからです。
反対に、上位にブログなどの記事ページが並んでいれば、上位表示することが可能です。
一つずつ検索し、対策ができるものできないものを振り分けて行きます。
上位の記事の内容
上位にブログや記事のようなページが並んでいる場合、記事の内容も確認していきます。
このとき、上位に表示している記事の内容が、自社の集客につながる内容かという視点で分析します。
つまり、上位表示している記事と全く同じものを自社のブログに掲載したときに、集客につながるかどうかを検討すると言うことです。
もし、上位表示している記事の内容が自社の集客と関連がなければ、そのキーワードは除外するか優先順位を下げるほうが良いです。
構成案を作成する
続いては、確定したキーワードをもとに記事の構成案を作成します。
構成案とは、タイトル、見出し、内容などをまとめた記事の計画書のようなものです。
エクセルなどの表計算ソフトを利用して作成します。
▼構成案の例 ※右側には文字数をカウントしている
構成案を作成する際の流れとしては、
- 作成するキーワードを検索する
- 上位3つほど記事を読む
- タイトル、見出しの内容をもとに構成案を作成する
となります。
このとき、上位3つの記事に含まれている内容は必ず、記事の中に含めるようにします。
全く同じ内容では上位表示はできませんので、ユーザーにとって必要だと思われる情報を+αで追加します。
「1.集客できるブログ記事の特徴」で紹介した3つの項目を意識しながら作成することも忘れないようにしましょう。
文章を書く
文章を書きます。
アイキャッチ画像・補足画像を挿入
文章が完成したら、アイキャッチ画像と補足画像を挿入します。アイキャッチ画像とは、その名前の通りユーザーの目を引きつける画像のことです。
アイキャッチ画像があることによって、文字だけの場合よりもユーザーが離脱しにくく、記事を読み込んでもらいやすくなります。
また、補足画像とは記事中に設置する挿絵やグラフ、解説図のようなものです。
アイキャッチ同様に、文字だけが羅列されたブログよりも画像が設定してあるほうが、ユーザーの離脱率が低くなります。
チェック・校正してから公開する
作成した記事をチェック、構成します。
チェック作業では、
- 誤字脱字のチェック
- 表記ゆれのチェック ※1人、一人、ひとりが混ざっているなど
- 冗長な表現のチェック ※「〇〇できると思います。→〇〇できます」など
に気をつけましょう。
誤字や脱字、表記ゆれは記事が読みにくくなり、ユーザーが離脱してしまう原因になります。
それだけではなく、内容の信頼性を下げる原因にもなるため、丁寧にチェックしましょう。
チェックの際、「オンライン日本語校正補助ツール」といった無料のツールを利用することもおすすめです。
「オンライン日本語校正補助ツール」は、文章をコピペすると、表記の間違いや不適切な表現、誤変換、誤用、わかりやすい表記にするための指摘などが表示されます。
簡易的な内容ではありますが、最低限のチェックには十分活用できます。
定期的な振り返り
公開して終わりではありません。定期的に見直し、ブラッシュアップする必要があります。
定期的な振り返りでは、
- 検索順位の確認
- 競合ページの確認
- ユーザー目線での見直し
の3点を、半年~1年に1度程度は行いましょう。
検索順位を確認するためには、Googleが無料で提供している「Search Console」というツールを使用すると良いでしょう。
また、競合他社もブログの検索順位を上げるために、記事のリライトや修正を行っています。
そのため、定期的に競合ページも確認しないと、競合のページがレベルアップして顧客を取られていたということにもなりかねません。
その他、振り返りを行う中で、内容が古くなってリライトもできない記事や、後で見てみると出来の悪い記事というものもあるでしょう。
こういった場合はできる限りリライトをするようにし、リライトも難しい場合は、削除も検討しましょう。出来の悪い記事は、ブログ全体の評価を下げるネガティブな要因になってしまいます。
ブログで集客する!記事の書き方20のコツまとめ
この記事では、集客ブログの書き方について解説しました。
ブログ集客は取り組むのは簡単でも、成果を出すとなると細かい地道な作業の積み重ねです
反面、コツコツと取り組んで行けば、必ず効果を出せるモノでもあります。
この記事を参考にしていただき、良い集客ブログを書いてください。