【このページの内容】
- ブログ記事の最適な文字数の見極め方がわかる
- 文字数とSEOの関係がわかる
- 文字数と読みやすさの関係、読みやすい文章にするコツがわかる
”ブログって何文字くらい書けば良いんだろう”という悩みは、本格的にブログに取り組もうと思っている方や、ブログで何かしらの成果を上げたいと思っている方なら一度は考えるものです。
ブログ運営をする方の多くが、アフィリエイトなどで収益化している方が多いと思いますので、参考にしていただけるよう当サイト独自に「ブログアフィリエイト定番テーマの検索上位ページに関する調査」も行いました。
その上でこの記事では、ブログ記事の最適な文字数の見極め方、文字数とSEO、文字数と読みやすさの関係について解説します。

かずたか@ウェブ解析士
SEO、MEO、コンテンツマーケティングが専門のWEBディレクターです。オウンドメディア集客が得意で、1年間でPV数200%UP、問い合わせ数270%UPなど実績も多数。中小企業や個人向けの集客ノウハウを発信しています。 【保有資格】ウェブ解析士協会 認定ウェブ解析士、全日本能率連盟登録資格 Web検定 Webディレクター、Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Twitter: @kazutaka_wmn
目次
ブログに最適な文字数は8,000文字前後だけど…
先に結論を述べてしまうと、SEOディレクターであり、ウェブ解析士である私が、ブログに最適な文字数は?と問われた場合、8,000文字と答えます。
理由は以下の3点です。
- ブログの主な流入チャネルはSEOであり、上位表示を狙うと8,000文字が必要
- SEOで上位表示=ユーザーにとっても良い記事である可能性が高い
- 読みやすさの観点でも8,000文字前後が適切である可能性が高い
しかし、当サイトが独自に行った「ブログアフィリエイト定番テーマの検索上位ページに関する調査」によると違った結論も得られましたので、この次の見出しで紹介しています。
ブログの主な流入チャネルはSEOであり、上位表示を狙うと8,000文字が必要
後でも詳しく解説していますがブログの最適な文字数は、運営する目的に大きく左右されます。
例えば、日記のように自己満足で書いているなら最適な文字数は特にありません。しかし、ブログを使って集客やアフェリエイトをするとなると、ブログへのアクセスを稼ぐ必要があります。そして、ブログの主な流入チャネルはSEO(検索エンジン)です。
となると、少なくとも検索結果の1ページ目、更に言えばできるだけ上位に表示されている必要があります。
このようなことを考えると、現在、上位表示している記事の平均的な文字数である8,000文字前後が、ブログの最適な文字数といえます。
SEOで上位表示=ユーザーにとっても良い記事である可能性が高い
以前では、SEOの順位を決めるアルゴリズム(理論)は記事やコンテンツの内容よりも技術的な部分の占める割合が多い時期もありました。
しかし、最近ではGoogleの理念である「ユーザーファースト」を体現したアルゴリズムとなっており、「検索結果に上位表示するページ=ユーザーにとって価値のあるページ」という式が成立しています。
つまり、
「検索エンジンで上位を目指す=8,000~10,000文字の記事=ユーザーにとって良い記事」
ということが言えるのです。
読みやすさの観点でも8,000文字前後が適切である可能性が高い
後で詳しく説明していますが、日本人が1分間に読める文字数は約500文字です。さらに、人の集中力が続く時間は15分であると言われています。
この事実を踏まえると、読みやすい文字数として以下のような式が成り立ちます。
当然、ブログ記事は一言一句集中して読むものではありませんので、実際には同じ時間で7,500文字より多い文量も読むことができるはずです。
このようなことを考慮すると読みやすさの観点でも8,000文字前後の記事が読みやすいのではないかと考えられます。
独自の調査でわかった!8,000文字では全然足りない事実
当ブログ運営をする方の多くが、アフィリエイトなどで収益化している方が多いと思いますので、参考にしていただけるよう、当サイト独自に「ブログアフィリエイト定番テーマの検索上位ページに関する調査」も行いました。
その結果をここで紹介したいと思います。
ブログアフィリエイトするなら8,000文字でも全然足りない!
結論を先にお伝えすると、アフィリエイトで定番のテーマ15種類に対して、関連するキーワードを実際にGoogle検索で検索し、検索結果上位5位までを調べたところ、なんと、
カテゴリごとの平均文字数について
この調査では、アフィリエイトブログのテーマとして定番的な15テーマを選定し、更にそれぞれコンバージョンが取れそうなキーワードを5キーワードずつ選定し、その上位5位までの記事コンテンツの文字数を調べた調査です。
その結果、カテゴリごとの平均文字数は以下のようになりました。
カテゴリ | 平均文字数 |
クレジットカード | 47,778 |
マッチングアプリ | 32,956 |
電子書籍 | 32,443 |
格安SIM | 25,937 |
動画配信サービス | 23,961 |
英会話スクール | 22,715 |
プログラミングスクール | 21,745 |
FX | 19,561 |
転職 | 18,961 |
ウォーターサーバー | 15,393 |
育毛剤 | 13,580 |
仮想通貨 | 11,716 |
ダイエット | 6,739 |
結婚 | 5,692 |
最も平均文字数が多かったカテゴリは『クレジットカード』のカテゴリで『47,778文字』でした。
反対に平均文字数が最も少ないのは『結婚』のカテゴリで『5,692文字』でした。
もちろん、キーワードによって文字数は異なりますが、ある程度カテゴリごとに傾向が見られたのは事実です。
ちなみに、調査結果の詳細は「ブログアフィリエイト定番テーマの検索上位ページに関する調査」でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にごらんください!
ブログ記事に最適な文字数を見極める2つの方法
先述の通り、8,000文字がブログ記事の文字数として最適です。
しかし、ブログ記事の最適な文字数は記事のテーマやジャンルによっても変わります。
ここでは、マーケティングの考え方である、
- マーケットイン
- プロダクトアウト
という2つをもとにブログ記事の見極め方を解説します。
マーケットイン型で見極める
まずは、マーケットインの考え方で、ブログ記事の最適な文字数を見極める方法です。
マーケットインとは、製品やサービスを開発するときに、顧客や市場のニーズをくみ取って開発に活かす考え方のことです。
ブログ記事を一つのサービスとして考えると、「あるテーマで記事を書く場合、ユーザーは何文字くらいの記事を望んでいるか」を調べて文字数に活かします。
具体的には、記事を書く際に狙うキーワードを実際にGoogleで検索し、SEOで上位表示している記事の文字数を参考にして、文字数を決めます。
このとき、なぜSEOで上位表示している記事を参考にするかというと、ブログ記事でアクセスを獲得するためには、SEOで上位表示させる必要があるからです。
例えば、あるキーワードで検索したとき、上位3記事の平均文字数が7,000文字前後だとします。
この場合、マーケットが求めている文字数は7,000文字ということになりますので、そのキーワードで記事を作成する場合、最適な文字数は7,000文字前後ということになります。
マーケットイン型は、効率よくユーザーの求める文字数を見極めることができ、SEO的にも成功しやすいという特徴があります。
反面、マーケットが求めている顕在的なニーズを満たすところにとどまり、独自の価値や自分たちにかけない記事を制作しづらい、という点が懸念されます。
プロダクトアウト型で見極める
続いて、プロダクトアウト型でブログ記事に最適な文字数を見極める方法についてです。
プロダクトアウトとは、製品やサービスを開発する際に、自分たちの作りたいものや作れるものを作り開発していく考え方のことです。
ブログを一つのサービスとして考えたときに、「このテーマで記事を書くとすると、何文字くらいあればよいだろうか」ということを自分自身が考えて決めます。
ここで重要なことは、適当に決めるということではありません。”ユーザーに喜んでもらうためには、これくらい必要だろう”というポジティブな考え方をすることです。
例えば、SEO上位表示している記事を調べたときに、仮に平均5,000文字だったとします。
しかし、ユーザー視点で考えたときに「1万文字は必要だろう」と思えば1万文字が最適な文字数ということのなります。
プロダクトアウト型は、自身のクリエイティブな発想や、テーマに関する知識の深さを優先
しますので、これまでにない質の高い記事を生み出せる可能性があります。
反面、”勘”を頼りにした戦略ですので、アクセスアップや売上げアップなど、明確な目標がある場合、効率の悪い戦略になることもあります。
ブログの目的と最適な文字数について
先に、ブログの文字数を見極めるための2つの考え方について紹介しました。
ここからは、ブログの文字数について、いくつかの観点で解説したいと思います。
まずは、ブログの目的と最適な文字数の関係についてです。
そもそも、一口に”ブログ”といってもさまざまで、目的によって最適な文字数は変わります。
日記としてのブログの場合
ブログは「Web」と「Log」という2つの言葉を組み合わせた造語です。ウェブ=インターネット、Log=記録すると言う意味ですので、もともとは、「ウェブ上の日記」という目的で利用している方が多くいました。
個人的に楽しむブログであれば、文字数は気にする必要はありません。
自分が書きたい文字数が最適な文字数です。
日記としてブログを運営している場合は、気負わず楽しみながら続けられる文字数を選ぶべきです。
SNSなどで拡散することを目的とした雑記ブログ
現在では、特にテーマを絞らず記事を作成しSNSなどで拡散することを目的とした、雑記ブログがよく取り組まれています。
雑記ブログでは、時事ネタや個人的に気になったこと、日常の中で思ったことなどをテーマに記事を作成します。そして、SNSなどで拡散しユーザーに読んでもらいます。
雑記ブログの場合、文字数よりも、
- 需要のある記事
- 文章力があって面白く読める
- これまでにない発想
など、ユーザーを引きつける何らかの魅力のほうが重要です。
そのため、数百文字の短い記事でも、数十万文字に及ぶ長い記事でも、ユーザーをひきつける要素があれば文字数は問いません。逆に言えば、書き手側が”人の心を引きつけられると思った文字数”が最適な文字数といえます。
アフィリエイトブログなどの場合
近年では、アドセンス広告やアフィリエイト広告などを使い、収益をあげる目的でブログを運営する方も多いです。
収益を上げるためには、アクセスアップが重要です。そうなると、SEO対策が書かせません。
SEOでアクセスアップを狙ったブログの場合、SEO対策記事として上位表示できる文字数が、最適な文字数です。
上位表示できる文字数は、ブログのジャンルやキーワードによって異なります。必要な文字数は3,000文字かもしれませんし、20,000文字の超大作を書く必要があるかもしれません。
SEOを意識したアフェリエイトブログの場合は、SEOの観点でリサーチし、上位表示させられる文字数が最適な文字数です。
ブログ記事の文字数とSEOの関係
ちまたでは、「SEOで上位表示するなら〇〇文字以上」といった類の意見を見かけることがありますが、本当でしょうか。
ここでは、ブログ記事の文字数を決める際に、気になるSEOとの関係について解説します。
文字数が多ければ上位表示するわけではない
結論を先に述べると、文字数が多ければ上位表示すると言うのは間違いです。文字数はSEOの順位を決める直接の要因にはなりません。
実際、「企業買収 方法」というキーワードで調べたところ、文字数は以下のようになりました。
2位 16,204文字
3位 14,926文字
調べてみるとわかりますが、必ずしも1位に表示されている記事が1番文字数が多いわけではありません。
では、文字数とSEOで上位表示できるかどうかは全く関係ないかと言われれば、そうではありません。これも調べるとわかりますが、あるキーワードで上位表示している記事を3位くらいまで調べると、大体文字数は似たような量になっていることが多いです。
なぜ、このようなことが起きるのかというと、SEOで上位表示するための条件の一つに「情報の網羅性」という観点があるからです。情報の網羅性とは、あるキーワードを検索した人が知りたいであろう情報が、その記事の中に含まれているかということです。
例えば、あるキーワードで検索したユーザーが潜在的に、「A、B、C、D、E」までの5つの情報を知りたいと思っているとします。ある記事が「A、B、C」の3つまでしか書いていなければ、情報が網羅されておらず、ユーザーにとっては価値のある記事とは言えません。
反対に、「A、B、C、E、□、△、○」のように、情報が網羅されていたとしても、ユーザーの知りたいことと関係のないテキストが多くても、ユーザーにとって価値のある記事とは言えません。
つまり、ユーザーが潜在的に知りたいことが「A、B、C、D、E」だった場合、必然的に「A、B、C、D、E」の情報を網羅した記事が上位に表示されます。そのため、文字数が近い記事が上位に表示されることになるのです。
このことから、文字数とSEOの上位表示には直接的に関係はないが、情報の網羅性などの観点から関節的に関係があると言えます。
なお、ブログSEOやSEO対策記事の作成に関しては、以下の記事もおすすめです。
参考にご覧ください!
「ブログSEO完全解説!初心者、中級者向け基本対策」
「SEO対策記事の作成方法!Google検索で評価されるポイントを解説」
「【初心者】記事コンテンツのリライトとは?SEOで検索順位を上げる方法」
SEOの観点でブログを書くなら5,000文字~8,000文字が目安
「ブログ記事を書くなら1,500文字以上は書きましょう」
「最低3,000文字は書きましょう」
といった話を見聞きすることがありますが、私の経験上、こんなに少ない文字数ではSEOで上位表示できません。
実際にいくつかキーワードで検索し、上位3位までにに表示されている記事の文字数を調べてみました。※2012年4月時点
1位:18,197文字
2位:21,357文字
3位:19,025文字
1位:6,869文字
2位:29,377文字
3位:33,172文字
1位:8,281文字
2位:9,885文字
3位:9,803文字
1位:17,869文字
2位:3,452文字
3位:13,185文字
1位:11,147文字
2位:13,724文字
3位:19,032文字
上記は、文字数が多いキーワードを選んでいるわけではありません。思いついたキーワードを適当に調べただけです。
この結果を見ていただくとおわかりいただける通り、1,500文字や3,000文字で上位表示できるキーワードはそう多くはありません。
10年前ならブログ自体が少なかったので、上位表示できた可能性もあります。しかし、近年では10,000字前後のブログ記事も珍しくありません。
SEO的な観点で文字数を考えると、「最低でも5,000文字~8,000文字程度は必要」と認識しておくほうが良いでしょう。
ブログ記事の文字数と読みやすさの関係
ブログ記事の文字数は、ブログの読みやすさにも影響があります。
ここでは、ブログ記事の文字数と読みやすさの関係について解説します。
日本人が1分間に読める文字数は400~600字
そもそも日本人が1分間に読める文字数は、平均すると400文字~600文字程度と言われています。
この数字をもとに考えると、一般的に5分で約2,500文字、10分で約5,000文字、20分で約10,000文字、30分で15,000文字を読むことができる計算になります。
人間の集中力は15分程度が限界?
人間の集中力には波があり、15分、45分、90分が集中力が続く時間と言われています。
※参考:集中力力の限界は90分? 集中できないときに試したい効果的な休憩方法と勉強法│#タウンワークマガジン
しかし、ブログの記事を45分、90分かけてじっくり読むことはまれで、ほとんどの場合15分程度ではないでしょうか。
実際、電車での通勤時間、お昼休憩、お風呂の中、寝る前の時間などでブログを読むシーンを想像しても、記事を読む時間としては15分くらいが妥当な時間だと言えます。
ブログ記事の文字数は7,500文字前後がベスト!
日本人が1分間に読める文字数と、集中できる時間が15分であること、ブログの記事を読むシーンなどを総合して考えると、ブログの文字数は約7,500文字が読みやすい文字数といえます。
また、これくらいの文字数があれば、情報量もある確保されているため、SEO的にも上位表示が狙える文字数だとも言えます。
もちろん、テーマによってはもっと長い場合、短い場合もあると思いますが、読みやすさを考慮した文字数は7,500文字程度がおすすめと言えるのではないでしょうか。
長文の記事を読みやすくする5つのポイント
先述の通り、近年のブログは文字数が多くなりがちです。
文字数が多いブログを最後まで読んでもらうためには、テーマや文字数も重要ですが、読みやすい文章も非常に重要な要素となります。
ここでは、長文でも読む気を失わせないための5つのポイントについて紹介します。
一文を短く切る
一節では、一文あたり40文字~80文字が読みやすい文章と言われており、文章は一文が長くなるほど読みにくくなります。
もちろん、文章によっては短く切れないこともありますし、すべての文をこの文字数に抑えるのも簡単ではありません。
しかし、一文の文字数を意識するかどうかによって、文章の読了率を改善できますので、ぜひ取り入れて見ましょう。
行を適度に開ける
新聞の紙面は黒々していて読む気にならない、という方も多いと思います。
新聞の紙面はほとんど行に隙間がないため、圧迫感を強く感じてしまいます。
ブログ記事でも同じことが言えます。
改行を入れなかったり、行と行の隙間を空けずに文字を埋めていては、読み疲れてしまったり、そもそも読む気が湧いてきません。
長文を読みやすくするためには、適度に改行を使い、行と行の隙間を取るようにしましょう。
見出しを活用する
ブログでは項目ごとに分けて適宜見出しをつけると、読みやすい文章になります。
見出しがあることによって、文章のまとまりが把握しやすくなり、読みやすいだけではなく内容も理解しやすくなります。
さらに、見出しを適宜設置することはSEO的にも良い効果があります。
長文のブログ記事を書く場合は、見出しを適宜設置するようにしましょう。
画像やグラフを挿入する
見出しやグラフを挿入することも、文字数の多いブログを読みやすくするポイントです。
文章の内容的に、解説画像があったほうがいい、グラフがあったほうがいいと考えられる場合には積極的に取り入れてみましょう。
また、画像やグラフが必要のないテーマや内容の場合でも、見出しごとにイメージ画像を挿入することで、視覚的にも内容的にもメリハリがつき読みやすい文章になります。
無駄な単語は取り除く
無駄な単語を多いと文章は読みづらくなります。
無駄な単語が多い文章とは、以下のようなものです。
上の文章は、無駄な装飾後などが多く読みづらいです。下の文章は無駄を省いたシンプルな文章ですが、2つの文章が指し示す意味は同じです。
文章を書くことに慣れていなかったり、正しい知識を持った人に添削をしてもらった経験がなかったりすると、このように無駄な単語が多い文章になりがちです。
無駄な単語を入れないようにするためには、地道に訓練を繰り返すしかありません。
ぜひ、次回のライティングから意識してみましょう。
効果的に文字数を増やす方法
最後に、効果的に文字数を増やす方法について紹介します。文字数を増やすといっても、文字数を稼ぐという意味ではなく、必要な情報を適切に加え文字数を増やす場合についての方法です。
文字数を増やす時の注意点
先に紹介したとおり、文字数はSEOの順位を決める項目に含まれていません。そのため文字数を無駄に増やしたところで時間と労力の無駄遣いになります。
また、本質的に考えると同じ情報量であれば文字数は少なく、簡潔な文章の方が良いです。
つまり、「文字数を増やす」という目的で行う作業には意味がありませんので、その点を理解し間違った作業をしないように注意しましょう。
見出しをつけて読みやすくする
情報量の多いブログだと、目次を利用して必要な箇所だけ確認すると言う方が多いです。
また、文章が長くなるほど情報量も多くなりますので、何が書かれているのかが分かりづらくなりがちです。
そのため、文字数を増やす際には、情報のまとまりごとに見出しを使用するようにしましょう。
ページネーションは利用しない
ページネーションとは、一つの記事を複数に分割し「次ページを見る」などのリンクでつなぐ仕組みのことです。長い文章を作成しているとページネーションを設置したくなりますが、やめておきましょう。
というのも、そもそもページネーションはアドセンス広告(表示回数などに応じて報酬が発生する広告)の収益を増やす目的で設置されることが多く、ユーザーにとって読みやすい記事にするためではありません。
また、ページネーションは、ユーザー側がクリックして次に進まなければ行けないため、面倒になって途中で離脱してしまったり、通信状況が悪くなり次のページが表示されないと行ったリスクもあります。
そのため、文字数を増やして長文になってしまった場合、ページネーションは利用せず、見出しや装飾などで見やすい1ページの記事になるように工夫しましょう。
ブログ記事の最適な文字数のまとめ
この記事では、ブログ記事の最適な文字数の見極め方、文字数とSEO、文字数と読みやすさの関係について解説しました。
ブログの運営目的は人によってさまざまですが、多くの方が、
「多くの人に見てもらいたい」
「多くの人に楽しんでもらいたい」
と思っているはずです。
ブログの文字数は、アクセスアップやユーザーの満足度に直結する重要な要素です。
今回の記事を参考にしていただき、読みやすく、多くの人からアクセスしてもらえる記事作りをしてください!