【このページの内容】
- ブログ集客やブログ運営に使えるツールがわかる
ブログ集客は、日々記事の更新が必要なため、少しでも作業効率を上げることが重要です。
例えば、ツールを一つ導入するだけで、作業時間が短縮したり、これまでできなかったことができるようになる、ということはよくあります。
この記事では、広告代理店でSEOディレクターとして働く かずたか/ウェブ解析士 が、ブログ運営やブログ集客に使えるツールを紹介します。

かずたか@ウェブ解析士
SEO、MEO、コンテンツマーケティングが専門のWEBディレクターです。オウンドメディア集客が得意で、1年間でPV数200%UP、問い合わせ数270%UPなど実績も多数。中小企業や個人向けの集客ノウハウを発信しています。 【保有資格】ウェブ解析士協会 認定ウェブ解析士、全日本能率連盟登録資格 Web検定 Webディレクター、Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Twitter/@kazutaka_wmn
サーバー・CMS関連
ロリポップ/有料
ロリポップとは、格安ウェブサーバーの一つです。
わずか60秒でWordPress(ワードプレス)の設定が終わる「WordPress簡単インストール」機能や、月額220円~の格安プランでありながらWordPressの表示速度も早く、初心者にも使いやすいウェブサーバーです。
もし、まだブログの開設をしていない方はロリポップを試してみてください!
私のサイトもロリポップを使用していますが、管理画面も使いやすく費用も安いのでおすすめです。
ムームードメイン/有料
ムームードメインとは、国内最大級のドメインサービスです。
400種類以上の独自ドメインを取り扱っていますので、使いたいドメインが必ず見つかります!
ちなみに、ロリポップと同じGMOペパボ株式会社が運営しており、ロリポップとの連携がとてもかんたんです。
ムームーでドメインを取得してそのままロリポップを契約すれば、面倒な設定などせずにWordPressでブログを開始することができます。
私はいくつかサイトを運営していますが、基本的に独自ドメインはムームードメインで取得しています。
WordPress(ワードプレス)/無料
WordPress(ワードプレス)は誰でもかんたんに高品質なブログを作成することができるCMS(コンテンツ マネジメント システム)です。
非常に高機能なツールでありながら無料で利用でき、さらに様々なテンプレートも無料で公開されています。
先程紹介したロリポップ、ムームードメインを利用すれば、専門的な知識不要でかんたんに高機能なブログを始めることができます。
現在ではウェブサイトやブログのほとんどでWordPressが利用されており、世界中のウェブサイトの1/4はWordPressで作られていると言われています。
→ブログから大規模サイトまで作れる CMS | WordPress.org 日本語
FileZilla(ファイルジラ)/無料
FileZilla(ファイルジラ)は、無料で利用できるFTPソフトです。
FTPソフトとは、ウェブサーバーにアクセスしファイル操作を行うためのツールですが、WordPressのカスタマイズを行ったり、サイトを複製したり、バックアップを取ると行った場面で活躍するツールです。
WordPress上で直接ファイルにアクセスすることができるので、絶対にFTPソフトが必要なわけではありません。
しかし、ある程度規模の大きなサイトや高度なカスタマイズを行うようになると、必要になります。
TeraPad(テラパッド)/無料
Trapad(テラパッド)は、ウェブ業界では定番のテキストエディターです。
シンプルで無駄の無いデザインのため初心者の方にも使いやすく、様々な言語に対応しているので上級者の方にもおすすめできます。
ブログを運営しているとHTMLを使ってかんたんなコーディングをしたり、CSSを使って装飾をしたり、場合によってはPHPなどをつかってCMSのカスタマイズをするような場面も発生してきます。
そういった場合に、簡単な作業ならTerapadがあれば十分です。
私も、新卒の頃から10年以上使っています。
キーワード選定におすすめなツール
Googleキーワードプランナー/無料
Googleキーワードプランナーは、Googleが提供するキーワード選定ツールのことです。
無料ながらキーワードの月間検索ボリュームから、関連キーワードの提案などまでしてくれる非常に優れたツールです。
Googleキーワードプランナーは、「Google広告(Googleアドワーズ)」の機能の一部です。そのため、将来的にブログでの広告利用を検討しているような場合には使い慣れておくと良いかもしれません。
但し、あくまでGoogle広告の運営サポートツールのため、Google広告に課金していない方は一部機能が制限されています。
ラッコキーワード(旧関連キーワード取得ツール)/無料
ラッコキーワードは、無料で利用できるキーワード選定ツールです。
ラッコキーワードでは、サジェストキーワードの取得から、入力したキーワードに関連するQ&Aサイトの情報、キーワードの検索トレンドの推移などがまとめてチェックできます。
ブログ記事などを作成する場合のキーワード選定はもちろん、記事のネタ探しなどにも使えるためブログ運営をしていたり、集客用の記事コンテンツの作成をしているという方は、ぜひ利用したいツールです。
aramakijake.jp(アラマキジャケ)/無料
aramakijake.jp(アラマキジャケ)はキーワードの検索ボリュームが調べられる無料ツールです。
使い方はとても簡単で、トップページの検索窓に調べたいキーワードを入力して「チェック」を押すだけです。
キーワード選定の際にチェックすればニーズのあるキーワードを見極めてコンテンツが制作できます。
但し、キーワードはひとつずつしか調べることができません。
Googleキーワードプランナーでおおよそのキーワードを絞り込み、詳細な検索数に関してはaramakijake.jpを利用して調べる手順がおすすめです。
SEO関連
Googleアナリティクス/無料
Googleアナリティクスは、Googleが提供する無料のサイト解析ツールです。
ページごとのアクセス数や滞在時間が調べられるだけでなく、あらかじめサイトの目標を設定しておけば、どのページが目標達成に貢献しているかや、サイトの入り口から目標地点までの間にある改善点などを見つけることができます。
Googleアナリティクスはウェブサイト運営の必須ツールです。
まだ導入していない方は早速チェックしましょう。
Googleサーチコンソール/無料
Googleサーチコンソールは、Googleが提供する無料のウェブ解析ツールです。
Googleアナリティクスがサイトの入り口から目標地点までの解析を得意としているのに対して、Googleサーチコンソールは、サイトの入り口部分に特化した分析・解析が行えます。
Googleサーチコンソールを使えば、どのキーワードが検索結果上で何位に表示されているかや、検索エンジンを経由したアクセスがどれくらいあったかといった情報を確認することができます。
SEO対策を行う場合には、なくてはならない重要なツールの一つです。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)/無料・有料
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は無料でも利用可能なSEO支援ツールです。
できることはキーワード選定のサポートから、競合サイトの分析、サイトのSEO診断など多岐にわたります。
さらに有料版もあるのですが、高機能でありながら月額2,999円~と、SEO支援ツールの中ではかなり料金が安く導入しやすい特徴があります。
その他には、Googleクローム(ウェブブラウザ)向けの拡張機能が用意されており、自分がいいま利用している検索結果をダイレクトにSEO分析することができます。
コンテンツ制作やキーワード選定をする場合には非常に便利なツールです。
ちなみに私ももう何年も利用しています。
検索順位チェックツールGRC(ジーアールシー)/無料・有料
GRC(ジーアールシー)は、キーワードをあらかじめセットしておけば、一日に一回キーワードごとの検索順位を取得してくれるツールです。
対象の検索エンジンは、Bing、Yahoo!、Googleと3つに対応していますので、検索エンジンごとの特徴を見つつSEO対策を行うことができます。
その他、設定をしておけば自動で毎日決まった時間に順位の計測を行うこともできるため、いつでも正確な順位を把握することができます。
但し、データがクラウド上ではなくインストールしたPCのローカルに保存される仕組みのため、うっかりアプリを消してしまったり、パソコンが壊れてしまうとデータがなくなってしまうため注意が必要です。
PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)/無料
PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)はGoogleが提供するサイト・ページ速度の分析ツールです。
近年、インターネットへのアクセスはスマートフォンなどモバイル端末が中心でページの表示速度は、少ない通信でもストレスなく表示できるよう対策が求められています。
PageSpeed Insightsを使うと、どの要素が表示の妨げになっているかを把握することができたり、具体的な改善策について確認することができたりします。
また、2021にはコアウェブバイタルズ(ページのスピードを検索順位を決める要素とする改変)の実装があり、PageSpeed Insightsの重要度は高まっています。
→PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)
記事の下書きにおすすめなツール
Google Keep(グーグルキープ)/無料
Google Keep(グーグルキープ)はGoogleが提供するクラウド型メモアプリです。
Googleアカウントに紐付いていますので、パソコン、スマートフォン、タブレットなど端末間でテキストのやり取りが簡単にできます。
通勤途中やお昼休みなど空き時間に記事を作成したり、外出先で書いた記事を自宅で編集するといった使い方が簡単にできます。
iPhone「メモ」アプリ/無料
iPhoneを使われている方も多いと思います。
iPhoneを使われている方はGoogle KeepではなくiPhone純正の「メモ」アプリもおすすめです。
基本的な使い方はGoogle Keepと同じですが、iPhone、iPad、Macなどと相性がよくApple製品を複数利用している方には非常に連携しやすく使いやすい設計になっています。
LINE Keepメモ/無料
いまや日本国民の8割が利用する「LINE」にも、記事作成に使える機能があります。
LINEにあるKeepメモは、LINEの通常の会話画面と同じインターフェイスで、メモを作成することができます。
そのため、LINEを使う感覚でサッと記事を執筆するシーンに役立ちます。
それだけではなく手軽に使えるので記事のアイデアをメモしたり、タスクの管理をしたりと使い方は豊富です。
ライティングにおすすめなツール
Googleドキュメント/無料
Googleドキュメントは、Googleが提供する無料のクラウド型文章作成ツールです。
アプリをダウンロードすることなくブラウザで利用することができるため、端末を選ばずに文章を作成することができます。
また、一般的に広く普及しているマイクロソフト社のWordと似たインターフェイスのため、特に使い方を学んだりせずともすぐに利用することができます。
近年では、企業などでもマイクロソフト社のWordの代わりに使用するところも増えており、とても身近なツールになっています。
Microsoft Word(マイクロソフトワード)/有料
Microsoft Word(マイクロソフトワード)は、超定番の文章作成ツールです。
文章作成ソフトといえばまず思い浮かぶのがWordではないでしょうか。
バージョンによってインターフェイスは若干異なりますが、基本的な操作性は数十年変わっていませんので、世代を問わず利用できる馴染みやすさが特徴です。
最近ではGoogleドキュメントと同様、ブラウザ版がリリースされていたり、クラウドに保存できるMicrosoftONEドライブがリリースされていたりさまざまなアップデートがあります。
Googleドキュメントとどちらを利用するかは好みですが、とても便利な機能も多く月額料金が苦にならない方にはおすすめのツールです。
Clipy(クリッピー)/無料
Clipy(クリッピー)は、Mac用のアプリで、通常1個しか記憶されないコピー機能を10個まで拡張してくれる神アプリです。
具体的には、アプリをインストールすると過去10回までのコピー履歴を閲覧できるようになり、そこから貼り付けを行うことができるようになります。
また、定型文機能もあるため記事の中でよく出てくるフレーズなどがある場合は、あらかじめ登録しておくことでいつものコピペ作業の効率を格段に向上させることができます。
Clibor(クリボー)/無料
Clibor(クリボー)は、先に紹介したClipyのWindows版です。
基本的にできることは同じですが、Cliborのほうが多機能です。
具体的には定型文の登録機能に関して登録内容をグループ化することができたり、アプリの起動にホットキーを割り当てることができたりします。
Windowsユーザーの方は、ぜひインストールしておきたいアプリです。
画像関連
タダピク/無料
タダピクは、著作権フリーかつ商用利用可、クレジット表記不要の画像を、サイトを横断して検索することができる画像検索エンジンです。
ちなみに、タダピクで検索できるサイトは30サイト以上あるため、タダピクをチェックすれば大量の無料画像の中から探すことができます。
非常に手軽に使えるサイトですが欠点もあり、高品質な画像が見つかりづらいです。
具体的には、タダピクの検索で出てくる素材は玉石混交で、稀に非常に高品質なものがありますが、ほとんどがイマイチな素材です。
ですので、そこまで品質にはこだわらない、とりあえずそれっぽい画像があれば良いといったシーンにおすすめです。
→タダピク
写真AC/無料・有料
写真ACは、かなり有名な無料画像素材サイトです。
会員登録すると商用利用可の写真素材がクレジット表示不要で利用することができます。
画像点数も多いため探しているイメージに近い素材が見つかりやすいのが特徴です。
但し、通常会員では一日5回までしか検索ができません。
また、画像をダウンロードするまでに15秒ほど広告が表示される仕組みとなっています。
そのため、1コンテンツで複数の画像素材を利用するようなシーンでは、少し物足りないと感じる方も多いでしょう。
月額1千円ほどのプレミアム会員になれば、先に紹介した制限はなくなりますので、必要な方は検討してみてください。
→写真AC
Pixabay(ピクサベイ)/無料・有料
Pixabay(ピクサベイ)は、海外でも展開している画像素材サイトです。
世界中のクリエイターが制作したフリー素材が2,300万点以上ダウンロードすることができます。世界中のクリエイターが参加しているので、世界各国の写真素材や、外国っぽいイラスト素材など非常にセンスの良い画像が多数見つかります。
但し、海外のサイトということもあり画像検索の際に日本語ではうまく検索できないことがあります。
そういった場合には英語で検索する必要があるため、英語が苦手という方には少し使いづらいサイトでもあります。
Adobe Stock(アドビ ストック)/有料
Adobe Stock(アドビ ストック)は、Photoshop、Illustrator、Premiere Proなどクリエータ向けのソフトウエアを多数販売するAdobeが提供するフリー素材Serviceです。
写真だけではなく、グラフィック、動画素材、イラストなどさまざまなジャンルの高品質な素材が配信されています。
料金がやや高く約10点の素材をダウンロードすることができるプランで4,000円ほどとなっています。
逆に法人で利用する場合では、約750点の素材がダウンロードできる30,000円ほどのプランもありますので、使用量に応じて上位プランを検討すると良いでしょう。
画像加工におすすめなツール
photopea(フォトピア)/無料
photopea(フォトピア)はブラウザ上で利用できる画像・写真加工ソフトです。
写真加工ソフトといえば、AdobeのPhotoshop(フォトショップ)が有名ですね。photopeaはPhotoshopと非常によく似たインターフェイスで、Photoshopの拡張子であるpsdファイルの編集にも対応しています。
そのため、ブログやウェブサイトのサムネイル加工や簡単なイメージ作成程度ならこれがあれば十分です。
またフォトショップを試して見たいけど、月額料金をかけるのは気が引けるという方や、パソコンのスペック的にフォトショップが使えないという方は、まずこちらを使ってみると良いと思います。
Snipping Tool(スニッピングツール)/無料
Snipping Tool(スニッピングツール)は、Windowsに純正で搭載されているキャプチャアプリです。
ブログやウェブサイトで、なにかを解説したり、説明したりするコンテンツを作成する際にキャプチャを撮影する場面はよくあります。
そんなときにスニッピングツールなら、起動して新規作成をクリックするだけで、画面上の任意のエリアのキャプチャを取ることができます。
また、撮ったキャプチャにマーカーを入れたり、テキストを入れたりといった簡単な加工もできますので、使いこなしたい純正アプリの一つです。
Canva(キャンバ)/無料・有料
Canva(キャンバ)は、ブラウザ上で利用することができる無料のグラフィックツールです。
パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットなどでも使えるため、手軽に利用できます。
また、7万点をこえるテンプレートや、30万点以上の写真、フォントなども無料で利用することができます。
有料プランも用意されており、無料プランの数倍の量のデザイン素材を利用することができるため、キャンバが気に入った方は有料プランも検討してみると良いでしょう。
まとめ
この記事では、広告代理店でSEOディレクターとして働く かずたか/ウェブ解析士 が、ブログ運営やブログ集客に使えるツールを紹介しました。
比較的、定番のツールもいくつか紹介しましたので、知っている!というものもあったかもしれません。
もし、これまで使ったことが無いツールがあったら、とても便利なツールですのでぜひ使って見てください!
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