ブログ構成案のテンプレートを配布しているワン!
テンプレートの使い方も紹介しているから、ぜひ見てほしいワン!
イッヌさん
記事は、構成案の時点で価値が9割決まります。
特にSEOを意識したブログでは、構成案の重要度がさらに高まります。
この記事では、記事制作で活用できる”構成案テンプレート”の無料配布、記事構成の作り方について、詳しく解説しています!
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かずたか@ウェブ解析士
SEO、MEO、コンテンツマーケティングが専門のWEBディレクターです。オウンドメディア集客が得意で、1年間でPV数200%UP、問い合わせ数270%UPなど実績も多数。中小企業や個人向けの集客ノウハウを発信しています。
【保有資格】
ウェブ解析士協会 認定ウェブ解析士、全日本能率連盟登録資格 Web検定 Webディレクター、Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Twitter/@kazutaka_wmn
目次
テンプレートを使った”超”具体的な構成案の作り方
早速、当サイトオリジナルのテンプレートを使った、ブログ構成案の作り方について紹介します。
このテンプレートを使って、手順に沿って構成案を作成すれば、SEOにも強いブログの構成案が簡単に作成できます!
テンプレートのダウンロード
下のリンクから、構成案のテンプレートがダウンロードできるワン!
イッヌさん
まずは、テンプレートをダウンロードします。下記のリンクをクリックすると構成案テンプレートのExcelファイルがダウンロードできます!
メールアドレスなど、個人情報の入力は不要ですので、お気軽にダウンロードしてみてください!
もし、Excelを持っていない方は、一度Google ドライブにアップロードしてもらえると無料で使えるGoogleスプレッドシートでも利用可能です!
テーマ選定
ここからは、テンプレートを活用した構成案の作成方法を紹介しているワン!
イッヌさん
まずは、記事のテーマを検討します。
記事のテーマは、ブログ全体のテーマはもちろん、現在のブログの運営方針に沿ったものを選んでいただけば問題ありません。
ちなみに、このページではSEOもある程度意識した記事構成の作り方について紹介しています。そのため、このあとの手順でSEO観点での調査などもあります。
キーワード候補の調査
テーマが決まった後は、テーマと関連するキーワードについてリサーチし、キーワードを決めていきます。
キーワード選定では、SEOを踏まえて検討する必要がありますので、下記のツールを利用して、リサーチしながらすすめます。
?キーワード検索数 チェックツール|無料SEOツール aramakijake.jp
まずは、aramakijake.jpを開きます。画面中央にキーワードを入力するための入力フォームがあります。
そこに先ほど選んだテーマから連想されるキーワードを入力します。
例えば、テーマが「食パンの作り方」であれば「食パン 作り方」「食パン レシピ」といったキーワードになります。
実際に、「食パン 作り方」で検索しました。
”「食パン 作り方」の月間推定検索数”と書かれている部分は、そのキーワードが、月間何回検索されているかを表す数値となります。
この場合、Yahoo!JAPANでは「1,320回」、Google検索では「5,280回」が一月に検索されている数となります。
メモ帳や構成案テンプレートの空いているところなどに、
などとメモしておきます。※ちなみに検索回数はGoogle検索のものだけで大丈夫です。
続いて、「関連後:…」という部分に並んだキーワードもチェックしていきます。
「関連後:…」に並んでいるキーワード群は、もともと入力したキーワードに関連して検索されることの多いキーワードが表示されています。
上記の画面に表示されている例では、「食パン 作り方 オーブン」と言うキーワードをクリックしてみました。関連語の月間推定検索数も、どこかにメモしておきます。
画面を一つ前に戻し、「関連後:…」に表示されている次のキーワードも順にチェックし、5つくらい関連キーワードをメモします。
下記は、「食パン 作り方」とそれに関連する「食パン 作り方 オーブン」「食パン 作り方 動画」「食パン 作り方 簡単」「食パン 作り方 ホームベーカリー」についてメモした例です。
「食パン 作り方 オーブン」 208
「食パン 作り方 動画」 24
「食パン 作り方 簡単」168
「食パン 作り方 ホームベーカリー」 72
対策可否を確認してキーワードを決定
SEOでは、どれだけ頑張っても上位表示させられないキーワードがあるワン!リストアップしたキーワードが、上位表示させられるかを精査するワン。
イッヌさん
キーワード候補がいくつか用意できたら、実際に検索結果を確認し、対策できるキーワードかどうかを確認します。
そもそも、ブログ記事でどんなキーワードでも上位表示を狙えるわけではありません。
例えば、あるキーワードで検索した際に、検索結果の上位に記事コンテンツが並んでいれば、そのキーワードは記事コンテンツで対策できます。
<上記のキーワードは記事コンテンツで対策ができる>
しかし、検索結果の上部にリクナビネクスト、マイナビ転職といった求人サービスや、楽天市場、Amazon、価格.comなど”記事ではないページ”が並んでいる場合、ブログの記事コンテンツで対策することが難しいキーワードです。
<上記のキーワードは記事コンテンツで対策が難しい>
このように、記事コンテンツで対策ができるキーワードかどうかを一つずつ検索し確認します。
実際に先ほどのキーワードで調査したところ、以下のように対策ができないキーワードが見つかりました。こういったキーワードは候補から省きましょう。
「食パン 作り方 オーブン」 208 対策可能
「食パン 作り方 動画」 24 対策不可
「食パン 作り方 簡単」 168 対策可能
「食パン 作り方 ホームベーカリー」 72 対策可能
後は、対策不可のキーワードを除いた上で、先程メモした月間推測検索数などを参考に、実際に作成するキーワードを決定します。
キーワードが決定したら、構成案テンプレートの「ターゲットKW(月間検索数)」にメモをしておきましょう。
<テンプレートにキーワードを入力しました>
競合コンテンツの分析
キーワードが決まったら、競合のコンテンツを分析し、どんな記事構成にするかを検討します。
競合コンテンツの分析では、「見出しタグ抽出| ラッコツールズ」を利用するとかんたんです。
ラッコツールズを開くと画面左にキーワードを入力するフォームがあります。
入力フォームに、先ほど決定したキーワードを入力して「検索上位サイトから抽出」をクリックします。
今回は試しに「食パン 作り方」と検索してみました。画面右側に検索結果が表示されます。
検索結果の見方についてです。上からウェブページのタイトルと、URLが表示されています。
各行の右側にある「+」をクリックすると、ページ内にある見出しが表示されます。
これは、実際の検索結果とリンクしており、実際の検索結果を一つずつチェックしなくても、そのページにどんな情報が記載されているかを把握することができます。
検索結果が表示されたら、「CSVダウンロード」をクリックして結果をダウンロードします。
コンテンツの検討
続いては、ラッコツールズでダウンロードした「CSVダウンロード」をもとに、コンテンツを検討していきます。
ダウンロードしたCSVを開きました。
5行目以下にある「hx:」と書かれている部分がそのページの中にある見出しです。
サイトによって若干使い方は異なりますが、一般的には以下のように認識していただくと良いでしょう。
h2:大見出し
h3:中見出し
h4:小見出し
…
内容をざっと確認し、構成案テンプレートの「検索者はどんな人?」「検索者は何が知りたい?」という2つの項目を埋めて行きます。
できるだけ詳しいほうが良いですが、まずは思いついたことをメモする程度で大丈夫です。ちなみに、以下のような感じで記載します。
おそらくパン作りの初心者。自宅で食パンを作ろうと思っている。
食パンを自宅で作る方法。初心者が失敗しないコツについて知りたい。
上位サイトにどんな情報が書かれているかを参考にしながら、構成案テンプレートへ項目をメモしていきます。
この際に上位サイトに記載されている内容は網羅するようにします。
更に読者の立場に立ち、
「読者のために、不足している情報はないか」
「読者のために、追加したほうが良い情報はないか」
という観点で考え、できる限りオリジナルな情報も付け加えるようにします。
上記の作業が終了したら、構成案テンプレートの見出し1、見出し2というところに、見出しのタイトルを記載します。
<見出しを入力しました>
各見出しの肉付け
各見出しは、ここまでの作業で入力が完了しているはずですので、続いて、見出しごとに各内容を構成案テンプレートにメモをしていきます。
この際、自分が書きたいことはもちろんですが、Googleで検索し情報を集めながら肉付けをしていきます。
<内容に関するメモを入力しました>
構成案の完成
各見出し、内容が決まったら、ディスクリプションと冒頭の文章(リード文)を作成します。
ディスクリプションでは、狙っているキーワードができるだけ文章の前側に来るようにし、100文字程度で作成します。
また、リード文は、その記事を読むことで、どんな情報が得られるか、どんなメリットが得られるかが完結にわかるように作成します。
いずれも、ブログ記事においてとても重要な部分ですので、丁寧に作成します。ここまで、SEOも意識したブログ記事の構成案の完成です。
「【スラスラ書ける】ブログ記事の構成、書き方を紹介!」
「ブログ集客のコツ、仕組み、メリット、集客できない原因まで徹底解説!」
「ブログで集客する!記事の書き方9のコツ」
「SEO対策記事の作成方法!Google検索で評価されるポイントを解説」
記事構成案の基本の作り方
ここでは、”記事構成を作る際の基本の流れ”を紹介しているワン。先に紹介したテンプレートの使い方と合わせて活用してほしいワン!
イッヌさん
ここまでは、テンプレートを使った構成案の具体的な作成方法について紹介しました。
しかし、よりよい記事を作成するためには、ブログの記事作成に関する基本を知っておく必要があります。
まずは、記事構成案の基本の作り方についてご紹介します。
大まかな手順としては、以下のようになります。以下の流れを理解しておくことで、さらにユーザーのためになる記事を作成することができます。
- キーワードを決める
- ユーザー像をイメージする
- 検索ニーズをリサーチする
- 参考URLをピックアップする
- 見出しをつくる
- タイトル・ディスクリプションを決める
- キーワードを決める
キーワードを決める
集客ブログ、アフィリエイトブログなどでは、キーワードを決める作業は必須だワン!
イッヌさん
まずは、ブログテーマとなるキーワードを決めます。
キーワードを決めることでSEO対策はもちろん、記事構成においても一貫性のある内容にしやすくなります。
キーワードを決める流れは以下のようになります。
- キーワードのリストアップ
- 対策可否の確認
- 優先度をつける
- キーワードの決定
キーワードのリストアップ
ブログのテーマとなりうるキーワードを、表計算ソフトなどにリストアップします。
リストアップするキーワードは、ブログ全体のテーマや、SEOで強化したいテーマなど、さまざまな観点で、思いついたものからリストアップします。
この時点でたくさんキーワードを出しておけば、次回ブログを作成する際のストックにもできます。
また、キーワードリストを確認しながらブログを作成すれば、記事数が多くなってもテーマの重複を防ぐことができます。まずは、20~30個ほどリストアップすると良いでしょう。
対策可否の確認
SEOも視野に入れた記事を作成する場合は、リストアップしたキーワードがそもそも上位表示させられるキーワードかを確認する必要があります。
というのも、SEOではどんなキーワードでも上位表示させられるわけではなく、ブログ記事で上位表示できるキーワードと、できないキーワードがあるからです。
上記の画像は「SEO コツ」というキーワードで検索した際の検索結果一覧です。
1位から5位まで記事コンテンツが並んでいます。つまり、1位の記事よりも良い記事を作成すれば、検索結果の1位を狙うことができるということです。
こちらの画像は、「パナソニックテレビ55型」というキーワードで検索した結果です。
1位、2位には価格.comがあり、3位にはパナソニックの公式サイトがあります。さらに4位には楽天市場、5位にはビックカメラが表示されており、上位に記事コンテンツがありません。
つまり、「パナソニックテレビ55型」というキーワードでは、上位に記事コンテンツがないため、どんなにいい記事でもSEOで1位を取ることができません。
このようにキーワードの持つ性質によって、上位表示を狙えるキーワードとそうではないキーワードがありますので、あらかじめチェックするようにしましょう。
優先度をつける
キーワードの精査が終わったら、どのキーワードから作成するかという優先度をつけます。
優先度を決める観点はさまざまですが、
- 書きたい
- 書きやすい
- 検索ボリュームが多い(=世の中のニーズが多い)
など、なんらかの基準を持って決めると良いでしょう。
SEOを意識した記事制作を行う場合であれば、検索ボリュームが多いキーワードから優先して作成するのがおすすめです。
キーワードの決定
ここまでで、
- 自分のブログに関連するキーワード
- 記事コンテンツで上位表示を狙えるキーワード
- 優先度がつけられたキーワード
の条件を満たしたキーワードリストが作成できました。
あとは、記事作成するキーワードを決めるだけです。
ユーザー像をイメージする
キーワードが決まったら、そのキーワードを検索する人はどんな人?どんな悩みを抱えている?ということをイメージするんだワン!
イッヌさん
キーワードが決まったら、ユーザー像イメージします。この作業は、記事にどんな情報を盛り込むかを検討する際に必要です。
例えば、「レディース おすすめ ファッション雑誌」というキーワードの場合を考えて見ましょう。このキーワードを検索する方は、どんな人物でしょうか?
10代、20代、30代、40代?
どんな情報が知りたくて検索している?
「20代~30代の女性で、おしゃれになりたくて、どんな雑誌を読めばよいか調べている」といった方が想像されます。
もちろん、他の推察もできると思いますが、もし先述のような人物だった場合は、おしゃれになるために読むべきファッション雑誌を紹介する記事を作成するのが良いかもしれません。
上記の例のように、キーワードを検索する人の、
- 性別
- 年代
- 趣味趣向
- 抱えている悩み
などの情報を推測することで、ユーザー像をイメージすることができるのです。
検索ニーズをリサーチする
さらに、キーワードに関してリサーチをすすめます。キーワードをGoogleで検索し、どんな記事が出てくるかを見てみましょう。
例えば、「レディース おすすめ ファッション雑誌」と検索すると、上位には「おすすめのファッション雑誌○選」というような、ランキング形式のサイトが出てきます。
つまり、この検索キーワードで上位表示させるためには、「おすすめのファッション雑誌○選」といったコンテンツが向いているということが、このリサーチからわかります。
このように、記事の構成案を作成する際には、ユーザーの検索ニーズに関するリサーチも忘れずに行いましょう。
参考URLをピックアップする
記事を書く際には、自分の書きたいことも重要ですが、ユーザーが求めている情報を記載することは最も重要です。
例えば、とあるキーワードで検索した際に、上位に表示されているページは「Googleが高く評価をしている記事」ということでもありますので、記事作成の参考にするべきです。
そのため、実際にキーワードで検索し、上位に表示されているページを参考URLとしてピックアップしておきましょう。
情報収集は一旦ここで終了です。
見出しをつくる
ここまでで、集めた情報をもとに見出しを作成します。具体的には、作成する記事にどういった内容を含めるかを検討し、見出しとして整理します。
基本的には、テーマ、キーワードに沿って必要だと思われる情報を書き出し、適切な順番に並べ替え、見出しに当てはめます。
なお、見出しを作る際の構成パターンについては同記事内の「記事構成案の定番3パターン」で解説します。
タイトル・ディスクリプションを決める
タイトルとは、記事のタイトルのことです。また、ディスクリプションとは120文字程度で作成する要約のことです。
見出し作成が終われば、記事に盛り込む情報や記事の流れはほぼ完成です。記事の内容を簡潔に言い表す、タイトルとディスクリプションを考えましょう。
構成案を作る際のポイント
記事の構成を考える際のポイントについて紹介しているワン!
イッヌさん
続いて、構成案を作成する際の、ポイントについてご紹介します。
手を抜かない
構成案を作成する際は「手を抜かない」ことです。ブログ記事の良し悪しは構成案で決まります。また、SEO的な観点でも構成案は重要です。
もし、構成案で手を抜くと、
- SEOで上位表示されずアクセスが集まらない
- ユーザーの満足度が低く、滞在時間が短い、離脱率の高い記事になる
といったデメリットがあります。
構成案を作成する際は、手を抜かないように丁寧に作成するようにしましょう。
ユーザーの立場に考える
記事の構成を考える際には、ユーザーの立場で考えると良い記事が作成できます。
例えば、ユーザーの立場で考えると、
といったことが見えてきます。こういった気づきや工夫が、良い記事と悪い記事の違いでもあります。
また、SEOの観点でもユーザーの立場で考えることは重要です。そもそも、Googleはサービスに対する考え方として、10個のことを挙げています。
【Google が掲げる 10 の事実】
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2.1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3.遅いより速いほうがいい。
4.ウェブ上の民主主義は機能する。
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
8.情報のニーズはすべての国境を越える。
9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。
引用:「Google について | Google」
SEOというとテクニックに気が取られがちですが、10の項目にある「ユーザーに焦点を当てる」ということがベースとなります。
つまり、「SEO=ユーザーの立場でコンテンツを考える」ということでもあります。
独自の情報を必ず入れる
構成案は、他の記事や書籍などを参考に作成することもあります。しかし、一歩間違うと、単なる”まとめ記事”になり、独自の情報が全く入っていない記事になることもあります。
単なるまとめ記事では、良い記事とは言えません。そのため、独自の視点や意見を入れるようにしましょう。
SEOを意識する
構成案を作成する際は、SEOを意識して作成するようにしましょう。
SEOを意識した構成案で重要なポイントは以下の3点です。
- タイトルにキーワードを必ず含める
- 見出しは、その下に続く文章を一言で言い表すわかりやすい名前にする
- 上位表示されている記事の情報はできるだけ網羅する
SEO対策記事で意識しなければ行けない情報は様々ありますが、最低限上記の3つのポイントは抑えるようにしましょう。
記事構成案の定番3パターン
読みやすい記事、質の高い記事でよく使われる文章の構成方法について紹介しているワン!
イッヌさん
記事の構成に使われる定番のパターンを3つ紹介します。
記事の構成で悩んでいる方は、参考にしてみてください。
PREP型(プレップ型)
PREP型とは、ブログ記事の最も定番的な構成です。
PREPとは、
Reason :結論にいたった理由
Example:具体例
Point :結論
という英単語の頭文字をとった言葉で、相手に端的に物事を伝えるため会話や文章で使われる、文章の型のことです。
ブログの構成をこの型で制作すると、以下のようになります。
【タイトル】
牛肉を食べると幸せになる
結論:牛肉を食べると幸せになります。
理由:牛肉を食べると、幸せホルモンとも言われる「セロトニン」が体内で生成されるからです。
具体例:そもそも、セロトニンは「気分や感情をコントロールするのに欠かせない神経伝達物質」です。そんなセロトニンが牛肉を食べると体内で生成されることがわかっています。
実際、うつ病の患者は幸せホルモンである「セロトニン」の体内濃度が低いということがわかっており、セロトニンの元となる牛肉を食べることで、症状の改善が見られたという実験結果もあります。
結論:このようなことから、牛肉を食べると幸せになるといえます。
PREP型で作成された記事は、結論が明確でわかりやすいという特徴があります。
また、記事全体をPREP法で設計するだけでなく、各見出しもPREP法で作成することで記事全体を通して、わかりやすく完結な文章が作成できます。
その他、SEOとの相性もよくSEO対策記事でもよく用いられます。
起承転結型
起承転結型は、記事が起承転結に沿って作成されている型です。
起承転結とは、
承:転に向って物語が進む
転:急展開
結:オチ
という意味で、エンターテイメント性の高い映画やドラマ、小説などで用いられる型のことです。
起承転結を使った文章は、以下のようになります。
起:私は釣りに海にでかけました。
承:釣り糸を垂らしていると、何やらウキがピクピクし始めました。
転:その時、一気にウキが海中へ引き釣りこまれ、竿が大きくしなりました。
結:糸が重みに耐えきれず切れてしまいました。結局、何も釣れずに帰りました。
起承転結型の文章は、読み手が、記事の行方を想像したり、結末を予想したり、楽しみながら読むことができる点が特徴です。
その反面、最後まで読まないと結論がわからないため、結論がわかりづらいという特徴もあります。
会話型
会話型とは、登場人物が会話形式で話をすすめる記事の構成です。
さまざまなコミュニケーションツールでも、左右に吹き出しが現れるレイアウトが使われており、吹き出しを使った記事構成も身近になってきています。
会話型の文章とは、以下の様な構成です。
釣り初心者「金太郎」:
「釣りを始めたいんだけで、何を買えばよいかわからないんだ~」
釣りキチさんぺー:
「俺様に任してくれ!俺様が”買うべき道具”を教えてやるぞ」
釣り初心者「金太郎」:
「ヤッター!釣りキチさんぺーありがとう。早速だけど何を買えばいいか教えてよ。」
釣りキチさんぺー:
「焦るなよ!ところで、金太郎がはじめたいのは、海釣りかい?川釣りかい?…」
会話型の構成の多くは、先生役が初心者役にレクチャーする形が多いです。
また、記事全体が会話形というわけではなく、部分的に会話型が使われていることもあります。
見出しと本文で使える構成の3パターン
ここでは、記事全体ではなく、見出し毎に使える文章構成について紹介しているワン!
イッヌさん
ここでは、見出し+本文で使える構成のパターンについて3パターン紹介します。
PREP構成
PREP法は先程、記事の構成でも紹介した、
Reason :結論にいたった理由
Example:具体例
Point :結論
を活用した見出し、本文の構成です。
具体的には、「見出し=結論」となり、本文部分に、結論にいたった理由、具体例、結論を記載するというイメージです。
見出し:(結論)ブログを続けられる人は多くない
(結論にいたった理由)ブログはいきなりアクセスが増えたりすることがなく、最低でも1年は続ける必要があります。また、コツコツと記事を書く作業は意外と大変だからです。
(具体例)一般的に、ブログである程度のアクセスを得るためには、30記事ほど必要だと言われています。作成時間が1記事8時間とすると30記事で240時間が必要です。
毎日2時間書いたとしても120日かかります。目に見える成果がない状態で、120日間、毎日書き続けるのは相当な苦痛です。
(結論)このようなことから、ブログを始めても続けられる人は多くないということが言えます。
三段構成
三段構成は、とてもシンプルな文章構成で、ブログに限らずさまざまなシーンで活用できる構成です。
具体的には、
- 序論:前提の説明+問題提起
- 本論:問題に対する答え
- 結論:結論
三段に分けて文章を作成します。
(序論)ブログで儲かるという話をよく耳にするが、本当に儲かるのだろうか。
(本論)とある調査によると、ブログを行っているユーザーのうち約7割の収益は0円だ。また、収益を得ている3割のユーザーの月間収益額も平均3,000円と多くない。このことを見ると、ブログは決して儲かるとは言えない。
(結論)ブログで儲かっているユーザーはほんの一握りで、ブログが儲かるという話は真っ赤な嘘である。
頭括構成
頭括構成は、主に新聞で使われ、できるだけ端的に内容を伝えるための構成です。
具体的な構成としては、
- いつ
- どこで
- 誰が
- 何を
- どうした
という情報を用いて、結論を文章の冒頭でまとめ、その後、結論に対する補足を書いていきます。
(結論)昨日、東京都渋谷区で、都内企業に務める田中太郎さんが、酒によった勢いで、忠犬ハチ公の銅像に服を着せていました。
(結論の補足)田中さんは、「忠犬ハチ公も夜は寒いだろうと思い服を着せた」とインタビューに答えていました。「着せた服は近くのコンビニで買ったもの」とも語っていました。
ブログ記事の構成案の作り方まとめ
今回はブログ記事の構成案の作り方について詳しく解説しました。
冒頭でも述べましたが、記事の価値は構成案で9割が決まります。特にSEOを意識した記事の場合、構成案がすべてといっても言い過ぎではありません。
とはいえ構成案はポイントを抑えて作成すれば、そこまで難しいものでもありません。
この記事を参考にしていただき、良い構成案を作成していただければ幸いです。